白銀のソレイユ の商品レビュー

深川拓【著】

2009/10/07

ＰＳ２版が発表されてから「いつかは紹介を」と思っていましたが、ココまで発売日が伸びるとは･･･
北欧ヴァルキリーサーガを題材にしたものは、ゲーム・ラノベでも何点かありますが、それを現代日本の学園生活での非日常に組み込んだ内容です。

古代遺跡「時の船」から「狂戦士の種」はその封印を解かれ「終末の獣・ベルセルク」が蘇る。
はるか北欧で発掘されたその種は、一人の少女のために日本へ持ち込まれる。
時を前後して、主人公・村上琉平はソル・ヴァルキリーと契約を結ぶ。守るもののために。

元はＰＣゲーム（表紙イラストにもその名残があります）の小説化ですので、多少そのあたりの予備知識が無いと判りづらいところがあります。

なお、ソル（表紙絵左）にとっては「たまごゴハン」が至高の食べ物らしく、文中でも熱く語ってくれてます。