ついこの間あった昔 の商品レビュー
林望先生のエッセイを読み、この本を知る。林望先生は高度成長期あたりの生活を記録した写真が好きなのだとか。子供時代が懐かしく思い出されるからであろう。いまではなかなか目にしない言葉を多用した文章でつづられた思いはますます情感深く写真を味あわせてくれる。自分にとってもそれらがまったく...
林望先生のエッセイを読み、この本を知る。林望先生は高度成長期あたりの生活を記録した写真が好きなのだとか。子供時代が懐かしく思い出されるからであろう。いまではなかなか目にしない言葉を多用した文章でつづられた思いはますます情感深く写真を味あわせてくれる。自分にとってもそれらがまったく遠くない、子供時代に見られた風景だった。今となってはまず見ることができないが。きっと子供らにとっては想像がつかないほどの昔だろうが、同じことがきっとおこるのだろう。
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92頁の衝撃的写真の衝撃に惹かれ手にしました。文章への共感はともかくも、両親の世代の空気に触れた感が。ま、私は今の生活環境の方が好きですが。
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箸休めにぱらぱら。昭和20年代後半から40年頃までの生活写真。説明文があまりに懐古的なのが時々鼻にはつくけども(それにひきかえ今の子は…)資料として見るのは面白かったです。
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ああ、 なつかしい、 なつかしい。 ノスタルジアをかき立てる写真に昔を思い、現代文明につつしんで疑問を呈する。 リンボウ先生の読写真術。(帯より)
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まるで明治の頃かと思うようないでたちの人と褌ひとつの少年が写っている写真は昭和22年の撮影、おばちゃんが腰巻ひとつで客にお茶を注いでいるのも、一家5人が5畳半の部屋で暮している写真も、東北の温泉のごく普通の混浴風景もすべて昭和30年代のもの・・。田舎と都会の暮し方には大きな違いが...
まるで明治の頃かと思うようないでたちの人と褌ひとつの少年が写っている写真は昭和22年の撮影、おばちゃんが腰巻ひとつで客にお茶を注いでいるのも、一家5人が5畳半の部屋で暮している写真も、東北の温泉のごく普通の混浴風景もすべて昭和30年代のもの・・。田舎と都会の暮し方には大きな違いがあったあの頃、オリンピックを境に大きく変貌を遂げた日本の懐かしい風景は、あたり前の言い方だけれど、貧しかったけれど、身近な自然と交流し、人と睦みあう暮らしだったな。
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私たちがあまり知らなかった昭和!! テレビでしか見ることの出来なかった昭和 ! この本で全部全部見れちゃいます★ 見てね!^^
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