ロンド・カプリチオーソ の商品レビュー
「セカンド・サイト」続編。 キャバクラでボーイをしていたタクトは、本作ではバー「CLOUD」のピアノ弾き。 予知能力を持つ恋人の花梨に「新宿西口には近づくな」という忠告を受けたにもかかわらず、敢えて出向いて厄介な事件に巻き込まれる。 面白かったが、やや尻窄み。 ハードボイルド、...
「セカンド・サイト」続編。 キャバクラでボーイをしていたタクトは、本作ではバー「CLOUD」のピアノ弾き。 予知能力を持つ恋人の花梨に「新宿西口には近づくな」という忠告を受けたにもかかわらず、敢えて出向いて厄介な事件に巻き込まれる。 面白かったが、やや尻窄み。 ハードボイルド、かつ、あまのじゃくな主人公。 (図書館)
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続きものだと知らずに読んだけど、前作を読んでなくても気にならずに読めた。 せっかく花梨が忠告してくれたのに、敢えて事件に巻き込まれようとする気がしれない。 「インディゴの夜」や「モップガール」に雰囲気が似てなくもない感じ? あまり好みではないので、前作は読まない。
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今はキャバクラのボーイを辞め、喫茶店のアルバイトとバー”CLOUD”のピアノ弾きをやっているタクト。花梨との付き合いは続いていたが、彼女が持っている特殊能力(触れることで相手の未来を予知できるビジョン)を少し面倒に感じてもいた。今回も花梨は、新宿の西口には近づくなという。しかし...
今はキャバクラのボーイを辞め、喫茶店のアルバイトとバー”CLOUD”のピアノ弾きをやっているタクト。花梨との付き合いは続いていたが、彼女が持っている特殊能力(触れることで相手の未来を予知できるビジョン)を少し面倒に感じてもいた。今回も花梨は、新宿の西口には近づくなという。しかし危険をすべて回避して過ごす人生にも疑問を感じていたタクトはあえて新宿西口に行き・・・ある女とぶつかって酒代を弁償させられそうになる。 「セカンド・サイト」続編。今回はタクトの友達の死の真相を追う話が主流だが、ヤクザや歌舞伎町が出てきてもやはり読みやすい。タクトの父親(有名な音楽家)が絡んだり、花梨の能力も絡んだりで、話もまとまっていたと思う。・・・が。花梨との関係は何一つ解決してないよね。タクトの浮気を知っても無反応か!?花梨。 ちなみに、”ロンド・カプリチオーソ”とはメンデルスゾーンの楽曲らしい。
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とても自殺と思えない友人の墜落死。仲間と共に行動を始めた主人公の前に現れる不審な人物。前作から時代が下って振り込め詐欺や携帯など聞き慣れた単語が並ぶようになった。アイテムが増えたせいか彼女の超能力は前作ほどの活躍はなし。ミステリー色を濃くしたかったのだろうが、逆に期待を裏切られた...
とても自殺と思えない友人の墜落死。仲間と共に行動を始めた主人公の前に現れる不審な人物。前作から時代が下って振り込め詐欺や携帯など聞き慣れた単語が並ぶようになった。アイテムが増えたせいか彼女の超能力は前作ほどの活躍はなし。ミステリー色を濃くしたかったのだろうが、逆に期待を裏切られた感も。これなら続編にしなくてもよかったのではと思ってしまう。ミステリーとしてそれなりに読ませるだけにもったいない。ただシリーズとしてのお約束、新宿の街の描写は相変わらず生き生きしていて楽しかった。
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前作「セカンドサイト」からの続編。 予知能力を持つ恋人花梨に「新宿西口には近寄るな」と警告を受けたピアノ弾きのタクト。彼はその禁をやぶって西口に赴くと一人の女性と出会う。 父への不可解な脅迫電話と友人の疑惑の死。今回の事件には一体どう立ち向かうのか? ん~・・・前作は「キャバク...
前作「セカンドサイト」からの続編。 予知能力を持つ恋人花梨に「新宿西口には近寄るな」と警告を受けたピアノ弾きのタクト。彼はその禁をやぶって西口に赴くと一人の女性と出会う。 父への不可解な脅迫電話と友人の疑惑の死。今回の事件には一体どう立ち向かうのか? ん~・・・前作は「キャバクラ」という(自分にとっては)非日常が舞台になっていたというのが物語の一つのエッセンスになっていたんですが、今回はそういうのはなし。普通に店員さんになってます。主人公。 まあ話としてはよくまとまってはいるんですが・・・・主人公の性格がどうにも気に入らないというか。もうちょっと彼女は大事にするべきだとおもいます。周りもみんなそう言ってるんだしw
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「セカンド・サイト」続編。それほどネタバレはなかった気がしますが。一応前作を読んでからの方がいいかもしれません。 前作に比べるとやや緩めの印象が。個人的には、少し主人公に好感をもてなくなったかなあ。彼の苦悩も分からなくもないけど。ちょっと不誠実なのでは? 事件の真相は悲しいものな...
「セカンド・サイト」続編。それほどネタバレはなかった気がしますが。一応前作を読んでからの方がいいかもしれません。 前作に比べるとやや緩めの印象が。個人的には、少し主人公に好感をもてなくなったかなあ。彼の苦悩も分からなくもないけど。ちょっと不誠実なのでは? 事件の真相は悲しいものながら、そこに辿り着くための要素の数々には納得させられました。レンタルDVDに隠された謎は、別の意味でやや悲しかったですが(苦笑)。
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微妙に前作とリンクしてるんですね。前作よりは 読みやすく、ストーリー構造もすっきりしてるので 面白くなってますね。結構重たく哀しい話しですが 必要以上の重くならずにミステリ的に読ませる技も 自然で引き込まれます。 ただ、例の特殊能力設定はどうも馴染めないんですが...。 この設...
微妙に前作とリンクしてるんですね。前作よりは 読みやすく、ストーリー構造もすっきりしてるので 面白くなってますね。結構重たく哀しい話しですが 必要以上の重くならずにミステリ的に読ませる技も 自然で引き込まれます。 ただ、例の特殊能力設定はどうも馴染めないんですが...。 この設定さえなかったらもっと好きになれるんだけどなー。
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前回読んだものの続き、となっています。 主人公の友人が、何だか態度がおかしい。 と思っていたら、死んだ、との連絡。 暴行の後があるが、争って死んだ後はない。 友人は誰に殺されたのか。 それを調べるため、色々と首を突っ込み始めます。 最初の話もそうでしたが、恋人がすごく脇役です。...
前回読んだものの続き、となっています。 主人公の友人が、何だか態度がおかしい。 と思っていたら、死んだ、との連絡。 暴行の後があるが、争って死んだ後はない。 友人は誰に殺されたのか。 それを調べるため、色々と首を突っ込み始めます。 最初の話もそうでしたが、恋人がすごく脇役です。 『恋人』という単語がなければ、利用されてるだけ、のような そんな扱いになってます。 いいのでしょうか?w 話自体はそれほど難しくもなく、個別に証拠品? が出てきて もしや…という感じで分かりやすいです。 前回同様、読みやすかったです。
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