ガイシの女 の商品レビュー
所謂バリキャリと呼ばれるガイシの女が主人公。不貞を働かれた外国人の元旦那。友達だと思っていたが夫と不倫していた女友達。企業に殺された兄の死に関わったのではないかとされる義理の姉など、 キャラクターのリアリティに事欠かない。またミステリー要素が最後の最後まで飽きることなく展開され...
所謂バリキャリと呼ばれるガイシの女が主人公。不貞を働かれた外国人の元旦那。友達だと思っていたが夫と不倫していた女友達。企業に殺された兄の死に関わったのではないかとされる義理の姉など、 キャラクターのリアリティに事欠かない。またミステリー要素が最後の最後まで飽きることなく展開され、個人的には最後はスカッとで終わって、 とても楽しかった。
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「外資」「キャリアウーマン」がメインと言うより、主人公の兄の殺人事件の謎を解明するミステリー。最後まで未解決の謎が多く、読み終わりまで楽しんで読んだ。義姉・道絵にあまり落ち度がないのが、展開的にちょっと残念。
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タイトルから親近感を覚えて読み始めたけれど、 想定していた内容とは全く違ってミステリー小説だった。 主人公の夫と、彼を寝取った友人の、事件解決への協力的な姿勢・活躍に「そんなことあるかいな」とは思ったものの、後味が悪くなくてよかったかな。 兄さんの嫁が実は一番したたかで食えな...
タイトルから親近感を覚えて読み始めたけれど、 想定していた内容とは全く違ってミステリー小説だった。 主人公の夫と、彼を寝取った友人の、事件解決への協力的な姿勢・活躍に「そんなことあるかいな」とは思ったものの、後味が悪くなくてよかったかな。 兄さんの嫁が実は一番したたかで食えない奴。笑 それにしても金融用語に疎い自分・・・ (シンジケートローン、エージェント、ブックランナー、マンデートを取る。) 金融小説を避けまくってきたツケかな。
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タイトルを見て、読みましたが、 想像と違い残念。 ガイシ系に努める女性の奮闘記だと思っていたので。 こう思うことが安易でしたかね・・・。
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タイトルと中身の印象が全然違う。 兄の不慮の死の謎を追うミステリーに外資系企業を絡めたかったんだろうが アレコレ盛り込みすぎて煩雑に。 真犯人は早い段階で予想がつくし 皆があまりに考え無し。 【図書館・初読・7/20読了】
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ゴメンナサイ! ・・・そうでしたか、という感じでした。 「ガイシ=外資系企業」で働く女は、使い捨てなの? 魅力的な女性たちが巻き起こす『怪事件』に、 悲運にめげず立ち向かう『ガイシの女』の、 実に爽快なミステリー。バリバリ働くイメージとは裏腹に、 実情はパワハラ、セクハラが横行...
ゴメンナサイ! ・・・そうでしたか、という感じでした。 「ガイシ=外資系企業」で働く女は、使い捨てなの? 魅力的な女性たちが巻き起こす『怪事件』に、 悲運にめげず立ち向かう『ガイシの女』の、 実に爽快なミステリー。バリバリ働くイメージとは裏腹に、 実情はパワハラ、セクハラが横行するシビアな世界。 企業犯罪の犠牲になった兄の無念を晴らす杏子が、 「ガイシの闇」に立ち向かう。 内容(「BOOK」データベースより) 著者の方には申し訳ありませんが、 私、個人的にはすんなり入り込めませんでした。 最後が帳尻合わせの様に感じてしまいました。 But、 ガイシの女 杏子が卒業した大学で就職セミナーの 講演の依頼があり、OGとして参加した彼女が 生意気な女子学生へ向かって発言した内容には スカッとしました!
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外資って実力主義の世界で大変そう・・・。 嫉妬、出世、金・・・ これらが絡むと女って怖いなぁと思った。
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火サスのような作品。ミステリーとしては、最後にもう一ひねり欲しいところ。リアルガイシの女としては、会社はもっと日本的なところもあるよ、と思いましたが。。
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豪華女性人に比べ男性人が魅力薄。特にガイシの女の兄さんが可哀想。気の強い姉・妹、母親からの期待はいつも大、父親は早くに病死、貰った嫁も凄そう、仕事はキツクテ とうとう不審死。
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さっと読める。読んでよかった。本当に明日会社に行こうという気になった。私が辛いと思うことなんてとても小さなことだ。犯罪にダイレクトに関わることを強要されたり、家族を人質にとられたり(といか、一人暮らしだし・・・)、自分が命を失ったりせずに今年も1年、リーマンライフを送ることだでき...
さっと読める。読んでよかった。本当に明日会社に行こうという気になった。私が辛いと思うことなんてとても小さなことだ。犯罪にダイレクトに関わることを強要されたり、家族を人質にとられたり(といか、一人暮らしだし・・・)、自分が命を失ったりせずに今年も1年、リーマンライフを送ることだできた。どうも有難う。善人に囲まれているわけではないが、だからといって(マテリアルな)毒をもられてわけではない(メンタルな毒はかなりもられたが)。死んだわけでもないのに文句を言っちゃ〜いかん(というか、死んでからでは、遅いだろ〜)、環境に感謝し、明日からも働くのだっ!!!!あと、主人公の外資金融勤務女性34歳がお兄さんの自殺の背景を調べていく上で、若い頃に仲良くしていた男性弁護士が協力してくれるんだけど、その人が主人公に電話をかけてきて、今からそっちのおうちにいくね、というです。しばらくして主人公のおうちについた弁護士が「こんにちは。ぼくです。きました。」というのがあるんだけど、そのセリフがなんだかよかった。自立できていても頼りになるひとがそばにいるだけで、たとえマテリアルに頼ることがなくても、とても心強い気持ちになるよね。きっと。
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