愛の保存法 の商品レビュー
日常の中でも どいつもこいつもいい加減にしくれ と思うことがあるけれど、 第三者の視点でみると 翻弄されている人も含めて面白い。
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同じ相手と3回離婚し4回目の結婚式を挙げるカップル。 元教え子の家に居候する自称学者。 彼女の母親の死を機に距離を縮めようと目論む彼氏。 ダメ男だらけの短編集。 なんていうか本当に…溜め息がでるくらいダメ男ばっかり。 すべてモデルが存在するっていうから驚きです。
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★あらすじ★ 久井光太郎と高坂まゆみは結婚離婚を繰り返すおかしなカップル。さすがに2人の4度目の披露宴の話には、周囲も少々困惑気味。けれども、はた迷惑ともいえる彼らの行動には、意外に深い理由があったのだ。(「愛の保存法」)食い違って間違ってうまくいかない、困りもののダメ男にわがま...
★あらすじ★ 久井光太郎と高坂まゆみは結婚離婚を繰り返すおかしなカップル。さすがに2人の4度目の披露宴の話には、周囲も少々困惑気味。けれども、はた迷惑ともいえる彼らの行動には、意外に深い理由があったのだ。(「愛の保存法」)食い違って間違ってうまくいかない、困りもののダメ男にわがまま女。全編、くすっと笑えて、ちょっぴりしみじみの短編集。
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どれだけ読んでも、平さんの描く男や女たちにうまく馴染めない。 自分ではそうとう変人というか柔軟な価値観を持っているつもりでいたのだが、それをはるかに上回る変人や困った人、ダメ男にわがまま女が次から次へと登場してくる。 初めは読みながらムカムカしている。なんだこいつは、なんでこんな...
どれだけ読んでも、平さんの描く男や女たちにうまく馴染めない。 自分ではそうとう変人というか柔軟な価値観を持っているつもりでいたのだが、それをはるかに上回る変人や困った人、ダメ男にわがまま女が次から次へと登場してくる。 初めは読みながらムカムカしている。なんだこいつは、なんでこんなことできるんだ、とんでもないやつだと思いながら読んでいるのに、どういうわけか物語のラストにくると、ふいに愛しくなってしまうのだ。 そうだね、そういうことはあるよね、それしかないよね、そういうもんだよね。 そんなふうに思ってしまう。 羨ましくもないし楽しくもないのに、平さんの描く小説世界で呼吸するのが気持ちよくてたまらなくなる。 もしかしたら私の本質は平さんの描く小説の登場人物と同じで、その本質のままのびのび生きている様子を見て羨ましく思っているのかもしれないとすら思う。
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<Amazonより引用> 旋盤工場を細々と経営する鉄太朗のところにホームレス同然の格好で転がり込んできた理論物理学者、宅田。勤めていた医療機器メーカーをリストラされ、妻から離婚を言い渡され、ふらふらしていたところを工業高校で腰掛教師をやっていたときの教え子、鉄太朗の息子、鉄平に「...
<Amazonより引用> 旋盤工場を細々と経営する鉄太朗のところにホームレス同然の格好で転がり込んできた理論物理学者、宅田。勤めていた医療機器メーカーをリストラされ、妻から離婚を言い渡され、ふらふらしていたところを工業高校で腰掛教師をやっていたときの教え子、鉄太朗の息子、鉄平に「拾われ」たのだ。社会のあらゆる約束事から逃れ、ただ素粒子物理学を勉強できれば幸せという宅田に鉄太朗は苦い顔だが、息子の頼みで追い出すわけにも行かない。そこに長女の晴香が同棲を解消して帰ってきて・・・(「寂しがりやの素粒子」) さまざまなかたちの"恋愛"小説6編。 <感想> 2回目を読むとき、自分の好きなストーリーってわかりやすいなって思う。 個人的には愛の保存方法がおもしろく読み進められた。いろんな愛の形があるんだなーて。 うまくいく恋もあればそうでないのもあり。
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この人の本、外れないな〜。 上手な表現、意外なシチュエーション、登場人物もおしゃれでなかなか。 短編ひとつひとつがまったく別の流れで、飽きさせない。 大注目です!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「神様のすること」が良かったので読んでみたのですが・・・・・・ これはちょっと微妙~・・・でした。 途中放棄しちゃうくらいつまらないわけではないけれど、 どの話もあまりグッとこないというか、登場人物たちがちょっと気持ち悪いというか・・・。(;´・_・) でもこれだけで合わない作家さんなのか判断はできないな、と思うのでもうちょっと読んでみようと思いました~。
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ここんとこどっぷりハマっている「平ワールド」 この作者さんに出てくる女主人公はかなりの確率で「他人を振り回す」んだけど、それが面白くてー! きっと自分にはできない憧れがあるんだろな。 この短編集にもそんなヒロインが出てくるが、今回は実際いたらかなりイラっとくるだろう男たちが面白い...
ここんとこどっぷりハマっている「平ワールド」 この作者さんに出てくる女主人公はかなりの確率で「他人を振り回す」んだけど、それが面白くてー! きっと自分にはできない憧れがあるんだろな。 この短編集にもそんなヒロインが出てくるが、今回は実際いたらかなりイラっとくるだろう男たちが面白い。 でも憎めない・・・イラっとくるかフラっといってしまうか結構紙一重に感じさせるところもさすが!
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