理不尽な気象 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
人々の防災意識を高めるためには、いかにも覚えやすい「冬台風」とあえて使用してみてはどうでしょうか。「台風」という言葉がよくないのなら、いっそのこと「冬大風」の幹事を当ててみるとか……。短くてシンプルな表現のほうが、しっくり馴染むと思うんですけどね。(p.73) 「ツマラヌことはない。ツマラナイっていうのは、ツマルようにできていない人の言うことだ。ツマル、ツマラナイというのは、物に属さないで人に属する」(寺田寅彦)(p.145) 「朧」月夜、昼なら「霞」、「霧」は「靄」のこと、「靄」が濃くなりゃ「霧」。(p.154) 物事の分析で大事なのは、「定性」と「定量」の両面から見ることです。定性とは「重たい物は沈む」という性質、定量は「どのくらい重たいと沈むか」というような量的な部分です。説明のレベルでは、こうした事実を述べるだけでしょう。しかし「解説」となると、「性質がどのようなもので、量がどのくらい多くなると、どんな災害の発生に結びつくのか」というところまで伝えなければいけません。(p.175)
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少し昔に書かれた本。期待していた情報はちょっと薄かったように思いますが、素人にはそれなりに面白かった。最後のあとがきに書かれている言葉。「極端気象」は、地球からの警告として捉えて行くべき。という言葉が今に必要だと思った。
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08年12月24日より更新 興味がないという表れなのか・・難しいと感じた。だから読むのがこんなに後回しになったのかもしれない。 気象の話は理系っぽいとは思わなかったが、自分とは肌が合わないと思った。 異常気象の話は、そのうち読んでみようとは思う。今は無理。
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