誰か Somebody の商品レビュー
宮部らしい1冊だと思うんだけど、なんか期待しすぎたのかな、おもしろいんだけど、物足りなさを感じた…先が読める展開なんですもの… でも、すぐ読んでしまったからおもしろかったのかな…? 続きが気になる、早く文庫にならんかな〜
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図書館で借りて読んだのを忘れて、再購入。忘れてしまう本の常として、あんまりインパクトがないというか、好みではないというか。(いや、私が忘れっぽいのが悪いんです。ごめんなさい)細やかな描写で、一人一人の性格もよくわかるんですが、最後の姉妹の振る舞いが許せん。「自分のことで精一杯なの...
図書館で借りて読んだのを忘れて、再購入。忘れてしまう本の常として、あんまりインパクトがないというか、好みではないというか。(いや、私が忘れっぽいのが悪いんです。ごめんなさい)細やかな描写で、一人一人の性格もよくわかるんですが、最後の姉妹の振る舞いが許せん。「自分のことで精一杯なのはわかるけど、自分たちのために骨折ってくれた人になんて態度だ!親の顔が見たいよ!」と、近所のおせっかいおばちゃんのような憤りを覚えてしまいました。しかし、あたしの感想っていっつもこんなんだな・・・自分に引き寄せすぎる。まあ、いいや。
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久しぶりに宮部さんの作品読んだけど、すべてが予想通りで期待外れだった。 ゆったり話しが進んでいくかんじ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2007/12/14 Amazonにて購入。 2011/10/6〜10/7 今多コンツェルンの娘婿、同社の広報部に勤める杉村三郎は、義父の個人運転手を勤めていた梶田信夫が事故死した犯人探しのため、娘二人の亡き父の伝記本作りを手伝うことになる。梶田の生涯を追いながら犯人を探してした杉村の前に意外な梶田の過去が浮かび上がる。 とこれ以上あらすじは書けない。最初の謎が謎を呼び、逆マトリョーシカのように謎が膨らんで、一気にカタルシスを迎える。こういう多重構造は宮部さんにしかかけないだろうな。
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12/8 「名もなき毒」の前作。日常の中の…というこの人の最近のテーマぽいもののルーツというようなものを感じた。それに対する善意の救われなさとか。気の持ちようとか。じっくり読ませられて心地よい。
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「どうしようもないほどに自分以外の誰かが必要なのだ。」 うすうす気づいている、本当は知っている、そんなときの”誰か”の一押し。 読み終わってタイトルの意味の深さに気づく一冊。
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