指し手の顔 脳男2(下) の商品レビュー
脳男Ⅱ。 黒幕は予想できたものの、上巻に比べ大分スラスラと読めた。が、正直、話を詰め込みすぎかなぁ。 脳男というキャラクターは好きなのだけれど、前作同様あまりストーリー自体に魅力を感じない。心に残るものがないというか。上下巻に分けるほどの中身だったのかなというのが正直なところ。 ...
脳男Ⅱ。 黒幕は予想できたものの、上巻に比べ大分スラスラと読めた。が、正直、話を詰め込みすぎかなぁ。 脳男というキャラクターは好きなのだけれど、前作同様あまりストーリー自体に魅力を感じない。心に残るものがないというか。上下巻に分けるほどの中身だったのかなというのが正直なところ。 Ⅲがありそうですが…読むかなぁ?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
謎の女、イブの正体、鷲尾医師が調べたこと、 鈴木一郎との関係・・・・・脳男2上では鈴木一郎の影が 登場した感じだったが、下では全てがつながっていく。 鈴木一郎は敵か味方か・・・・。 脳男3につながるとも思えるエンディング。 続編を楽しみに待ちたい。
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うーん。話的には色んなもん出しちゃったサイコパスのミステリー。人体実験、両性具有、キリスト教、財閥系の金持ち、そして特殊能力。この題材だと登場人物の魅力やストーリーが面白くないと安っぽくなる感じ。映像化した方が面白いかも。お腹いっぱい。
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鈴木一郎は何がしたかったの・・・?( ̄◇ ̄;) 結局、イブと一郎の直接対決は無く・・・ 上巻に引き続き、鷲谷女史を中心に話が進み・・・。茶屋警部が大活躍でした。 イブと機捜の千佐チームとの直接対決は、短いながらもドキドキしました。 でも、最後の茶屋警部の必殺技は・・・想像する...
鈴木一郎は何がしたかったの・・・?( ̄◇ ̄;) 結局、イブと一郎の直接対決は無く・・・ 上巻に引き続き、鷲谷女史を中心に話が進み・・・。茶屋警部が大活躍でした。 イブと機捜の千佐チームとの直接対決は、短いながらもドキドキしました。 でも、最後の茶屋警部の必殺技は・・・想像すると、ちと笑える。 続きが出そうな終わり方だったので、次巻に期待。 次こそは、鈴木一郎と鷲谷&茶屋の対決が見られるかな? さすがにもう、鈴木一郎の過去の暴露は、そろそろお腹いっぱいだ〜。
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下巻に入っても無駄な描写が多く、殆ど飛ばし読み。せっかく悪のヒーローとヒロインを作り出したのに活躍のさせ方が回りくどい、誉田徹也のジウとちょっと感じが似ているが、中途半端な展開でスッキリしないのでイライラだけが残った、映画化することによって、もっと整理して、脳男を活躍させて欲しい...
下巻に入っても無駄な描写が多く、殆ど飛ばし読み。せっかく悪のヒーローとヒロインを作り出したのに活躍のさせ方が回りくどい、誉田徹也のジウとちょっと感じが似ているが、中途半端な展開でスッキリしないのでイライラだけが残った、映画化することによって、もっと整理して、脳男を活躍させて欲しい。
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「脳男」よりエグいシーンが多い。 犯人側の描写が強烈すぎるせいか、主人公の真梨子が無防備すぎてなんだか間抜けに見えてしまって、ちょっとイライラします。 肝心の脳男は、あまり姿を見せないまま、また思わせぶりな終わり方をしています。 この続編はまだ出てないようですが、続きが出そうな予...
「脳男」よりエグいシーンが多い。 犯人側の描写が強烈すぎるせいか、主人公の真梨子が無防備すぎてなんだか間抜けに見えてしまって、ちょっとイライラします。 肝心の脳男は、あまり姿を見せないまま、また思わせぶりな終わり方をしています。 この続編はまだ出てないようですが、続きが出そうな予感です。
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前作は敵がちょっとしょぼいのが不満だったけど、今作は強敵感があってよかった。 いっぽう肝心の脳男の活躍が地味で残念でした。 「続編は敵もおそろしい!」という噂を聞いていて、ものすごい知略バトル・超人頭脳戦がこれでもかと繰り広げられるのかと期待していたのでした。 そのぶん刑...
前作は敵がちょっとしょぼいのが不満だったけど、今作は強敵感があってよかった。 いっぽう肝心の脳男の活躍が地味で残念でした。 「続編は敵もおそろしい!」という噂を聞いていて、ものすごい知略バトル・超人頭脳戦がこれでもかと繰り広げられるのかと期待していたのでした。 そのぶん刑事がかっこよく、地道に犯人を追いかけていく警察小説という印象でした。 無理にシリーズ作にしなくてもよかったかも。
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ゆっくりと進んでゆく不気味な上巻に対し、下巻ではまるで一息に物語が進んでゆく。 それも鬼気迫る臨場感で。 最後の1ページまで緊張しっぱなしの一冊。 しかしこれだけの長編でありながら、ほぼ何も心に残るものがないと云うのも珍しいかな。 面白いのだろうが、もっと人物たち(感情が働いて...
ゆっくりと進んでゆく不気味な上巻に対し、下巻ではまるで一息に物語が進んでゆく。 それも鬼気迫る臨場感で。 最後の1ページまで緊張しっぱなしの一冊。 しかしこれだけの長編でありながら、ほぼ何も心に残るものがないと云うのも珍しいかな。 面白いのだろうが、もっと人物たち(感情が働いている登場人物)の心情を掘り下げて欲しい。
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現場に残された痕跡から鈴木一郎が犯人の有力候補として捜査がすすんだが、茶屋や鷲谷は過去の鈴木の様子から、とてもこんな所業ができるとは思えず、犯人は別にいると考えていた。そしてその予感通り、防犯カメラの解析結果等からは謎の女の姿が浮かび上がってくる。 上下巻とボリュームがあり...
現場に残された痕跡から鈴木一郎が犯人の有力候補として捜査がすすんだが、茶屋や鷲谷は過去の鈴木の様子から、とてもこんな所業ができるとは思えず、犯人は別にいると考えていた。そしてその予感通り、防犯カメラの解析結果等からは謎の女の姿が浮かび上がってくる。 上下巻とボリュームがあり、引っ張られるだけ引っ張られた感じだったが、結果そこまでひきつけられるようなものは無かったかなぁ。大体、鈴木が出てくる場面がかなり少なかったし。15歳の頃~「脳男」で爆弾犯として捕まるまでの空白の期間が少し明らかにはなったけれども、結局その期間にあったことが鈴木一郎の人格形成にどのように作用したかなどはわかったようなわからないような。一応、復讐を果たしたということになるのか?今回もまた、次に続くような、しかも今度は鷲谷先生も完全に鈴木と対立する立場になるようなことが示唆されている。早いところ次を書いてくれないと、スッキリしない。
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上巻の伏線は一応回収されているが、なんとなくまとめを急いだ感じで、説明台詞に終始した部分もある。ラストは続編を匂わせるが、むしろ続編が出なければ放り投げたと言われても仕方ない。それでも、その続編が出たら読みたくなる不思議な魅力のある作品。
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