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ゴールデンスランバー の商品レビュー

4.3

1286件のお客様レビュー

  1. 5つ

    563

  2. 4つ

    441

  3. 3つ

    152

  4. 2つ

    35

  5. 1つ

    7

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おすすめ!

2008年の本屋大賞で、見事1位を獲得した作品。 ファンにとっては馴染みの場所、仙台で事件は起こる。巨大な謀に巻き込まれ、身に覚えのない罪を負わされる主人公。全ての物語がつながった先にあるのは……。

abtm

2024/03/22

最初の方は自分も警察に追われているような気持ちになって、ハラハラした。わけも分からず追いかけ回される恐怖がひしひしと伝わってきてしんどかった。 読み終わった後に、事件から20年後を読んでうわーとなりました。権力って恐ろしい、、。 結局事件の真相も謎に包まれたままで終わったのは、実...

最初の方は自分も警察に追われているような気持ちになって、ハラハラした。わけも分からず追いかけ回される恐怖がひしひしと伝わってきてしんどかった。 読み終わった後に、事件から20年後を読んでうわーとなりました。権力って恐ろしい、、。 結局事件の真相も謎に包まれたままで終わったのは、実際のケネディ暗殺事件と同じようにしてるのかな。 ちょっと、終わりに納得が行かない部分もあったけど、それでも面白かった。 後半のテンポよく逃げて行くところは面白かったし、頑張れ!!って応援しながら読んでました。前半はちょっとしんどかったけど、怒涛の伏線回収があったので全て許せる(笑) ただ、どうして青柳が犯人として選ばれたのか、そこだけは知りたかった。んー、ちょっと惜しい。 まぁ、そこを差し引いても星5かな。読むのは疲れた。

Posted byブクログ

2024/03/12

伊坂幸太郎はとても好きな作家だが、青臭いというかわざとらしい部分が引っかかることもある。この作品はそんなの全く関係なく素晴らしい。伏線回収系のミステリーとしては大傑作。間違いなく友達にオススメできる作品。安部首相が暗殺されたときに不謹慎ながらゴールデンスランバーを思い出してしまっ...

伊坂幸太郎はとても好きな作家だが、青臭いというかわざとらしい部分が引っかかることもある。この作品はそんなの全く関係なく素晴らしい。伏線回収系のミステリーとしては大傑作。間違いなく友達にオススメできる作品。安部首相が暗殺されたときに不謹慎ながらゴールデンスランバーを思い出してしまった。

Posted byブクログ

2024/03/02

大きな力の前で小さい力の者はどうするのか。 色んな人の視点で話が進んでいくが、個人的にはその手法があまり好きではないかも。 逃げるしか手段は無いのかもしれないけど、読んでいてページ数も多い本だしもっと違う結末を楽しみにしていたからラストはちょっと残念でした。

Posted byブクログ

2024/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とりあえず、お父さん最高!感動しました。 話は首相殺しの容疑をかけられた青柳雅春… いろんな人に助けられながら逃げていくが…最後は… まーしかし、伏線がものすごい…あっちこっちに張り巡らされてて、それでいて読みやすい。わかりやすい。でも複雑に話がいりくんでる。 学生時代の感じとか登場人物のセリフとかセンスがあるなぁーって、ひしひしと感じました。セリフだけで、その人がどんな感じの性格なのか気持ちなのか思いなのか、しっかりわかる。 そしてやっぱりお父さんね。本当に最初はどーしょもない父親だなぁなんて思ってたけど、すばらしかった…日本中(もしくは世界中?)の人があなたの息子が犯人だ!と思ってるのに、マスコミに対して「俺は、あいつが素っ裸で生まれて来た時から知ってんだ。~中略~俺は信じたいんじゃない。知ってんだよ。俺は知ってんだ。あいつは犯人じゃねえよ~中略~雅春、ちゃっちゃと逃げろ」は言えない。 最後もおしゃれな終わり方だったなぁー。 ただまぁ…無実だったのに整形までして、その日暮らし…なのはなぁ…国家権力から逃げられただけで、素晴らしいのだろうけども… 黒幕もわからなかったから、少しモヤッともしたけど、でも最高でした∩( ´∀`)∩映画観よーっと。

Posted byブクログ

2024/02/10

スピーディーなストーリー展開で一気に読めました。 首相暗殺の犯人に仕立て上げられた逃亡犯を追った作品なのですが、飽きる事なく最後まで読み進められました。 至る所に散りばめられた伏線回収の爽快感も相まって、ワクワクドキドキが止まりませんでした。 初の伊坂幸太郎作品、評判通り面白い作...

スピーディーなストーリー展開で一気に読めました。 首相暗殺の犯人に仕立て上げられた逃亡犯を追った作品なのですが、飽きる事なく最後まで読み進められました。 至る所に散りばめられた伏線回収の爽快感も相まって、ワクワクドキドキが止まりませんでした。 初の伊坂幸太郎作品、評判通り面白い作品でした。

Posted byブクログ

2024/02/08

物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください

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2024/01/05

途中からページを行ったり来たりしながら一気に読んでしまった。 ブックカバーより 本書は「伊坂幸太郎的に娯楽小説に徹したらどうなるか」という発想から生まれた、直球勝負のエンターテインメント大作。冴えわたる伏線、忘れがたい会話、時間を操る構成力……、すべてのエッセンスを詰め込んだ、...

途中からページを行ったり来たりしながら一気に読んでしまった。 ブックカバーより 本書は「伊坂幸太郎的に娯楽小説に徹したらどうなるか」という発想から生まれた、直球勝負のエンターテインメント大作。冴えわたる伏線、忘れがたい会話、時間を操る構成力……、すべてのエッセンスを詰め込んだ、伊坂小説の集大成である。 作品を読む前は「ほぉ、そうですか」と思っていたが、読み終わってみれば「確かに」と納得。 そこがそう繋がるか、が楽しい作品だった。

Posted byブクログ

2023/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青柳の過去と人物がどんどん点と点が結ばれていく感じで、読めば読むほど先が気になるものとなっていた。 青柳が犯人に仕立て上げられた理由がもう少し明確にあれば納得なのだが、その曖昧さと完璧な整形をした真犯人がいたという現実味の無さでマイナス1。 映画化もされているということで、是非一度見てみたいと思った。

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2023/12/01

現役首相がパレードの最中に暗殺され、その犯人に仕立て上げられた男の逃亡劇。 読み応えはあったけどもすごい作品で、ラストはどうなるのかと一気に読み切ってしまった。 致し方ないこととはいえ、マスコミも自分たちも周りの発表を信じて進んでしまい、 自らその情報が正しいかの検証とかはで...

現役首相がパレードの最中に暗殺され、その犯人に仕立て上げられた男の逃亡劇。 読み応えはあったけどもすごい作品で、ラストはどうなるのかと一気に読み切ってしまった。 致し方ないこととはいえ、マスコミも自分たちも周りの発表を信じて進んでしまい、 自らその情報が正しいかの検証とかはできてないのではないかと思えてしまう。 巨大な組織を相手にしたといえば、そこから逃げ切ったというのは勝利と言えなくもないんだろうな。 とはいえ、もう少し事件の裏側とかも知りたかった。 思い浮かぶのは2022年の安倍晋三銃撃事件(本作は2007年出版)と、 よくある「監視社会からの逃亡」というテーマの映画など。 銃撃事件も動機を確認したら「とある宗教を応援したから→なんて酷い宗教なんだ」と焦点が宗教に向かったようにも思える。

Posted byブクログ