お家さん(上巻) の商品レビュー
「お家さん」と呼ばれた大企業へのぼりつめた女性の半生を綴った作品。 実際の人物を小説風にアレンジしているせいか、事実に添いながらも心理描写がしっかりと描かれている。 現代にも残る大企業の礎的なストーリーであるため、非常に興味深い。また、一つの作品に様々な人の激動の人生が描かれてい...
「お家さん」と呼ばれた大企業へのぼりつめた女性の半生を綴った作品。 実際の人物を小説風にアレンジしているせいか、事実に添いながらも心理描写がしっかりと描かれている。 現代にも残る大企業の礎的なストーリーであるため、非常に興味深い。また、一つの作品に様々な人の激動の人生が描かれているため、満足感もひとしおである。
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すばらしい・・・の一言。博愛精神、妻として、母として、女として、そして統括するものとして心して生きれば、こういう大会社ができてしまうんですね。商売って儲けるためではなく、人としての生き様を見せてくれるものなんですね。
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女性が管理職になる、ましてや社長になるなんて例外も例外だった大正時代。亡き夫にかわり鈴木商店を経営した女性の話。 成功と挫折、幸運と不幸に彩られたストーリーとても読み応えがあるのだが、なぜか話に乗れない。 ストーリーには起伏があるのだが、語り口が淡々としているので、文章にスピード...
女性が管理職になる、ましてや社長になるなんて例外も例外だった大正時代。亡き夫にかわり鈴木商店を経営した女性の話。 成功と挫折、幸運と不幸に彩られたストーリーとても読み応えがあるのだが、なぜか話に乗れない。 ストーリーには起伏があるのだが、語り口が淡々としているので、文章にスピード感がないせいかもしれない。 一気に読んでしまうというより、毎晩少しずつ読みたい作品。 これから下巻を読みます。 2010/3/26 amazonで購入。 2010/2/16 会社の取締役推奨の一冊。 山崎豊子さん風なイメージがありいつか読んでみたい。
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歴史の表舞台には現れない、鈴木よねという人の一生。 今は亡き、鈴木商店を支えた女性です。 明治の神戸が舞台なので、知った地名が出るたびにわくわくする!
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やっと読んだ。 戦前の財閥鈴木商店。 樟脳、砂糖貿易商として世界的な拠点網を確立するとともに、製糖・製粉・製鋼・タバコ・ビールなどの事業を展開。 神戸の一商店から店を支えたトップは1人の女性だった。 事実だってんだからすごいデス。 よみごたえ有。
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明治・大正のまさに激動の時代感。しっかりと芯の通った女たち。意外と今より自由な時代だったのかなあ。何より実話に基づいているのが驚く
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神戸の鈴木商店の女将の話、鈴木商店といえば番頭、金子直吉が有名だが、これは女将の話、歴史的には明治の後半に女将よねが初代岩治郎に嫁ぎ、大正時代に架るまでの話。
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