じゃじゃ馬ならし の商品レビュー

ウィリアム・シェイクスピア(著者),小田島雄志(著者)

2020/11/13

シェイクスピアの喜劇。所々の言葉遊びがとても楽しくて、日本語訳の方が翻訳にこだわっていらっしゃるのがよく伝わってきました。日本語でも十分楽しめます。
男性が上、女性が下というのはたしかに今の時代からみると受け入れ難い価値観ですが、それだけで読むのをやめるのはもったいない。二つのメインの恋の行方の対比は考えさせられるところがあります。解説を読むと当時の時代感やその後の評価の変遷がわかり、より楽しめました。

2016/08/24

タイトル通り、調教されるする話と言っても過言ではない。展開はロマンスなはずなのだが……。
上演当時は、女性は控える者であることが常識であったが故に、全くの違和感はなかっただろう。しかし、今からしてみたら、フェミニストが黙ってないはず。

2013/01/16

毒を持って毒を制する。そんな印象を持った。
最後にじゃじゃ馬ケイトが従順している様、他の女性に説いている様が良かった。

2011/11/07

シェイクスピア全集第七巻。人が羨むほどの美貌を持ちながら、その性格が災いし、結婚が出来ないじゃじゃ馬が、ある男によって、従順な嫁御になるまでをシェイクスピアらしくコミカルかつ雄弁闊達に描いています。

2011/07/16

しとやかな妹を３人の恋敵が争う、その内のひとりが主人公のような気もするが、その勝気の姉を支度金さえあれば妻に迎える男の方がめだっている。劇中劇の形をとるが最初の導入劇とその中の物語の関連はなし。 原題：The Taming of the Shrew

2009/10/09

一日で読破。
いやーおもろかったー。ビアンカの「気ちがい同士の似た者夫婦」には笑いました。あんたさりげなく腹黒いな。

2009/10/04

喜劇。
なるほど。
じゃじゃ馬に同情する。
最後には可哀想に思えてくる。
地口がきいている。

2009/10/04

学校で演劇を観ることに・・・そして英語でのEssay。男と女の関係が描かれててなかなかおもしろくもあった！