アルルの女 の商品レビュー
ビセーの組曲「アルルの女」は知っていても原曲の劇音楽を知る人は少ない。 劇音楽の台本を知る人はもっと少ない。 さらに台本は岩波文庫にあるが新刊では入手できず、ようやく図書館で見つけた。 台本を知っておくに越したことはなくビゼーの組曲は巷で耳にすることも少なくないはず。 194...
ビセーの組曲「アルルの女」は知っていても原曲の劇音楽を知る人は少ない。 劇音楽の台本を知る人はもっと少ない。 さらに台本は岩波文庫にあるが新刊では入手できず、ようやく図書館で見つけた。 台本を知っておくに越したことはなくビゼーの組曲は巷で耳にすることも少なくないはず。 1941年の訳では差別用語問題があるので是非、新訳を願いたい。 台本自体は百頁足らずなので解説とか背景とか付けてもらえればありがたい。
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ドーデーの戯曲を活字化。 舞台は南仏プロヴァンス。農家の息子フレデリを主人公に、アルルの闘牛場で目にした美女に心を奪われてしまう。心配する母・ローザ、フレデリを密かに想う幼馴染・ヴィヴェッタ。それぞれの思いは紆余曲折しつつも結婚という形でまとまろうとした矢先、悲劇へと突き進んでい...
ドーデーの戯曲を活字化。 舞台は南仏プロヴァンス。農家の息子フレデリを主人公に、アルルの闘牛場で目にした美女に心を奪われてしまう。心配する母・ローザ、フレデリを密かに想う幼馴染・ヴィヴェッタ。それぞれの思いは紆余曲折しつつも結婚という形でまとまろうとした矢先、悲劇へと突き進んでいく。 ”アルルの女=アルルという場で出会った女性”というのみで、作品には名前も登場しません。しかし作中ではフレデリが恋焦がれる相手として終始存在感をあらわにしています。 この戯曲を上演するためにビゼーが作曲した全27曲の付属音楽および組曲。『アルルの女』のストーリーより、曲の方が馴染み深い人の方が多いと思います。
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ドーデーが好きだ。「アルル」について考える機会があって、そのつながりで引っぱり出してきた。ビゼーの組曲も全編通して聴き直したくなった。
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