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あやし の商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2011/11/04

交流あるブロガーさんが記事で「宮部みゆき」の時代モノはとってもイイ。というので借りてみました。 (記事で紹介している本は予約待ち。人気あるんですねェ) 短編集。鬼やらあやかしやら・・・夜中、娘が寝てから読みふけってから寝たら、不思議な夢を観て困りました(苦笑。 ホラー・・・怖い...

交流あるブロガーさんが記事で「宮部みゆき」の時代モノはとってもイイ。というので借りてみました。 (記事で紹介している本は予約待ち。人気あるんですねェ) 短編集。鬼やらあやかしやら・・・夜中、娘が寝てから読みふけってから寝たら、不思議な夢を観て困りました(苦笑。 ホラー・・・怖いというより、哀しい。 とってもイイ短編集でした。

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2010/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【再読】 女の首が印象的。しゃべらない男の子とかぼちゃの話。 灰神楽に日暮らしの政五郎が出てた。 全ての話が不思議ですねぇ・・って感じで終わってて、考えさせられるラスト。

Posted byブクログ

2010/01/10

怪談ものなんだけど、あったかいかんじがする。 やるせないとか、救いのない結末ではなくてほんのり哀しさが残る感じ。ホラーというより人情の方が上回っているせいかあまり怖いとは感じませんでした。

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2009/10/11

単行本は2000年、この文庫は2003年発行。 宮部さんの時代物短編集。 タイトル通り、あやしい話… 「居眠り心中」「安達屋の鬼」など、うまさに舌を巻く。 哀しい過去や残酷な事件もちらつくが、ほわっと救いもあります。 表紙は今市子さん〜たしかに、ふと今さんの世界を思い出すような内...

単行本は2000年、この文庫は2003年発行。 宮部さんの時代物短編集。 タイトル通り、あやしい話… 「居眠り心中」「安達屋の鬼」など、うまさに舌を巻く。 哀しい過去や残酷な事件もちらつくが、ほわっと救いもあります。 表紙は今市子さん〜たしかに、ふと今さんの世界を思い出すような内容。

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2009/10/04

俗に言う『人情ホラー』な今作。表紙絵が素敵(笑) 1話が約40ページの短編集なので、一寸時間が空いたときなどに最適である。 中でも『安達家の鬼』が秀作。特に情景描写が素晴らしい。夕焼けのシーンが非情に印象的であった。思わずホロリとさせられる。 『女の首』では宮部みゆきらし...

俗に言う『人情ホラー』な今作。表紙絵が素敵(笑) 1話が約40ページの短編集なので、一寸時間が空いたときなどに最適である。 中でも『安達家の鬼』が秀作。特に情景描写が素晴らしい。夕焼けのシーンが非情に印象的であった。思わずホロリとさせられる。 『女の首』では宮部みゆきらしい中性的少年・太郎が登場する。正直他の作品の「少年」は好感が持てなかったのだが、今回はその人物描写が功を奏しているように思った。 そして。思わずクスリとする結びの文が秀逸だった。 多くの作品が詰め込まれた本作。平均して4点ではあるが、中には文句無しの満点な作品もある。 背筋は寒く、心は温かく・・・ そんな冬の怪談もまた、一興かと。

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2009/10/04

9編からなる短編小説。通勤帰りの電車の中で読むのに向いていると思う。 適度に短く、起承転結がしっかりしていて全編通して、なんとなく不気味な雰囲気がそこはかなく漂う。。そんな作品。 意識しない悪意…そんなどろどろしたものにスポットを当て、 本当に怖いものとは何なのだ?と考えさせる...

9編からなる短編小説。通勤帰りの電車の中で読むのに向いていると思う。 適度に短く、起承転結がしっかりしていて全編通して、なんとなく不気味な雰囲気がそこはかなく漂う。。そんな作品。 意識しない悪意…そんなどろどろしたものにスポットを当て、 本当に怖いものとは何なのだ?と考えさせる作品。

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2009/10/04

江戸時代を背景としたホラー短編集。 とっつきにくさもなく、読みやすい。 祟りというものは、本当に存在するものなのだろうか。 内容の怖さよりも、「死」そのものについて、 恐怖を煽られたような気がする。

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2009/10/04

江戸の町、そして何らかの商売をする店の女中や奉公人を中心に据えて語られるホラー短編集である。 「生霊」や「亡霊」、「鬼」が、存在するものという前提を登場人物たちが自然に受け入れている様は、いかにも江戸時代の混沌とした怪異文化をそこに見ることができる。 その怪異は時には、それ...

江戸の町、そして何らかの商売をする店の女中や奉公人を中心に据えて語られるホラー短編集である。 「生霊」や「亡霊」、「鬼」が、存在するものという前提を登場人物たちが自然に受け入れている様は、いかにも江戸時代の混沌とした怪異文化をそこに見ることができる。 その怪異は時には、それを見る者の心に巣くっている。そのような鬼を飼うに至った者の心の動きなどが描かれ、説明づけられて行く。読んでいる方も、それによって怪異をありえそうなものとして受け入れていく。怪異と人の心は同じものなのかもしれない。 江戸の下町の雰囲気がよく描かれ、非常に入っていきやすい。しかし、まったく説明のつかない「謎」が「謎」のまま残ってしまっているお話がいくつかあり、実際にこの時代にはそんなものだ、と言ってしまえば終わりだが、何らかの「解答」がほしいと思ってしまう私には多少消化不良気味。ホラーなのでそこらへんは妥協すべきなのか。

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2009/10/04

表紙に偽りなし。 タイトルに偽りなし。 色々語っても落ちてしまうだけなので、まずは一編だけでも読んでみれば、後はもうとんとんと、ね。

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2009/10/07

江戸時代を舞台としたホラー短編集。 よかったです。「怪談」というふだんなじみのない分野でしたが、ひきこまれました。さすが宮部さん。 ホラーとしてこわいというよりもしみじみと「死」というものについて考えさせられる感じ。 一番じんときたのは「女の首」。お江戸を流れる人情をほっ...

江戸時代を舞台としたホラー短編集。 よかったです。「怪談」というふだんなじみのない分野でしたが、ひきこまれました。さすが宮部さん。 ホラーとしてこわいというよりもしみじみと「死」というものについて考えさせられる感じ。 一番じんときたのは「女の首」。お江戸を流れる人情をほっこりと感じさせてくれます。 全体として商家で一生懸命「奉公」する人々を描いていて、好感をもてました。宮部ワールドはよいなー。

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