蜷川幸雄と「さいたまゴールド・シアター」の500日 の商品レビュー
55歳以上限定の劇団「さいたまゴールド・シアター」を結成した蜷川幸雄と、老いと戦う団員の記録。 この先、何十年もかけて、自分が年老いていくことを恐れるのではなく、老いなければ表現できない「何か」に近づいていくことを楽しんでみたいと思いました。 本は、とにかく一人ひとりのドラマ...
55歳以上限定の劇団「さいたまゴールド・シアター」を結成した蜷川幸雄と、老いと戦う団員の記録。 この先、何十年もかけて、自分が年老いていくことを恐れるのではなく、老いなければ表現できない「何か」に近づいていくことを楽しんでみたいと思いました。 本は、とにかく一人ひとりのドラマを丁寧に描いていました。読みやすかったです。
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ここにあるのは年寄りの冷や水ではない。老成と、生命力。それと人生経験に裏打ちされた逞しさが、表現力となって老い木に花を咲かせるドキュメント。
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「さいたまゴールド・シアター」ができあがる過程、作品ができあがる過程等、舞台裏をのぞいているようでおもしろかった。 一度きりの人生だから、成長して得るものがたくさんあったほうが、楽しいし、充実するのかな、と思った。 苦しい時ほど人は成長するし。
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「シルバー」ではなく「ゴールド」。 世界的な演出家蜷川と、55歳以上が集まったプロとしての演劇集団「さいたまゴールド・シアター」。その活動の記録。若者とはまた違う情熱を感じます。 地元のバックアップと社会のニーズにも応えた形で、その意味でも関心が湧きます。
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埼玉ゴールドシアター「思い出の一萬年」見ました! 不覚にも帰りの路上で泣いてしまいました。 芝居は非常に蜷川幸雄らしく、たくさんの人々が蜷川のギリシャ悲劇のコロスのように涌き出てくるところはセンセーショナルで美しさがあり、「血ノリ姿の高齢者」「看護婦姿の高齢者」「間が悪くフラッ...
埼玉ゴールドシアター「思い出の一萬年」見ました! 不覚にも帰りの路上で泣いてしまいました。 芝居は非常に蜷川幸雄らしく、たくさんの人々が蜷川のギリシャ悲劇のコロスのように涌き出てくるところはセンセーショナルで美しさがあり、「血ノリ姿の高齢者」「看護婦姿の高齢者」「間が悪くフラッシュを光らせる高齢者」はたけし軍団を使うよりも個性的な顔があって、個人的には萌えでした★ 装置は高さのある足場の悪く年寄り達は、よたついたり、傾斜で勢いがきつ過ぎたのを支えてもらったり、しながらも真剣に取り組む姿がこっちを別の意味でハラハラさせ、感情移入させていく糸口を持っていました。 もう30分長かったら私は完全にはまってて冷静さを失っていたかも。 もうヤバイですよ。ゴールドシアター!!
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