Teen Age の商品レビュー
女性作家7名が思春期の少年少女の姿を描いたアンソロジー。 アンソロジーは、色々な作家さんのストーリーが読めるので 私にとって、新しい作家さんに出会える素敵な本です。 作家さんが異なれば、もちろん作品の色は異なってくるのですが、 それぞれ、10代の箸が転がっても笑える楽しさや、人...
女性作家7名が思春期の少年少女の姿を描いたアンソロジー。 アンソロジーは、色々な作家さんのストーリーが読めるので 私にとって、新しい作家さんに出会える素敵な本です。 作家さんが異なれば、もちろん作品の色は異なってくるのですが、 それぞれ、10代の箸が転がっても笑える楽しさや、人間関係に悩む切なさ、など 自分たちの10代を振り返るポイントが沢山あって、 10代ってこんな感じだったかなぁ、、、と思い返してしまいました。 私のお勧め(好み)は 瀬尾まい子さんと椰月美智子さんの作品。
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初めて読む作家さんばかりでした。私が一番好きなのは「一実ちゃんのこと」という話。 自分がクローンだという一実ちゃんのお話。他の話とはちょっと違うジャンルで面白かった。
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椰月美智子さんの「イモリのしっぽ」が好き。 読んで何年も経つけれど、未だに忘れられない。 中学生の頃に感じていた虚無感・期待感。 まんま言い当てられた感じがした。
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ハバナとピアノ、光の尾から最後まで印象に残った。 あまり実感はなかったけど、内容は普通だったと私は思う。
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読んだことない人が多かった。この中で好きなのは神様のタクシーとinside。神様・・・は女子中の雰囲気が好きなのでありそうと思ったから。insideは良い終わり方をしたから。なんとなくリアルに思えた。全体的に懐かしいような話を書いているようで、自分の中学高校時代を思い出すかといえ...
読んだことない人が多かった。この中で好きなのは神様のタクシーとinside。神様・・・は女子中の雰囲気が好きなのでありそうと思ったから。insideは良い終わり方をしたから。なんとなくリアルに思えた。全体的に懐かしいような話を書いているようで、自分の中学高校時代を思い出すかといえばなんか違う・・・。一番よくわからなかったのがハバナとピアノ、光の尾。これだけ異色。(20090306)
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十代の一瞬の輝きがつまった本。いろいろな感情が揺れ動いていた頃もあったなぁ。。。十代の人が読むと共感出来ると思います。「これ!!」という作品には出会えませんでした。可も無く、不可も無し。
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何だかもう1回青春をやり直したくなる様な雰囲気ばかりでした。 あそこまで何かに一生懸命になれるのは10代だからこそなんだよなぁ・・・、 とおばさん気分で読みました。
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面白かった〜。 現在活躍中の作家による短篇競演。 帯にあったように、果たして本当に十代の子向けかどうか・・・親の世代としてはちょっと迷うところもあるけど、 バッグの中に入れて、時間があるときに読むのには本当に最適な本だった。 短篇だからといって、決して手を抜くことのない(なんてこ...
面白かった〜。 現在活躍中の作家による短篇競演。 帯にあったように、果たして本当に十代の子向けかどうか・・・親の世代としてはちょっと迷うところもあるけど、 バッグの中に入れて、時間があるときに読むのには本当に最適な本だった。 短篇だからといって、決して手を抜くことのない(なんてこと言ったら、作家さんやファンに怒られそう・・) 情景や心情の描写。 まるで料理のフルコース。 どれもこれも美味しくて、十分に堪能できた。
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タイトル通り、10代をテーマにした女性作家のアンソロジー。 気になる作家の作品がいくつかあったので購入しました。 どの世代をターゲットにしてるのかよく分からなかったけど。 読みやすい作品ばかりだったのでさらっと読めました。 自分にも10代の頃があったことを思い出したり...
タイトル通り、10代をテーマにした女性作家のアンソロジー。 気になる作家の作品がいくつかあったので購入しました。 どの世代をターゲットにしてるのかよく分からなかったけど。 読みやすい作品ばかりだったのでさらっと読めました。 自分にも10代の頃があったことを思い出したり。 制服とか学校とか。本当に懐かしいです。 今度は男性作家が10代をテーマに書いたアンソロジーを読んでみたいですね。
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タイトル通りのテーマでの若手実力派?女流作家競演。角田光代「神さまのタクシー」女子校で憧れの上級生を見送る。 瀬尾まいこ「狐フェスティバル」転校してきた女の子をお祭りに誘う地元の男の子たち。 藤野千夜「春休みの乱」親友の小清水さんには不思議な力があると信じる。 椰月美智子「イモリ...
タイトル通りのテーマでの若手実力派?女流作家競演。角田光代「神さまのタクシー」女子校で憧れの上級生を見送る。 瀬尾まいこ「狐フェスティバル」転校してきた女の子をお祭りに誘う地元の男の子たち。 藤野千夜「春休みの乱」親友の小清水さんには不思議な力があると信じる。 椰月美智子「イモリのしっぽ」進学先も決まった暇な時期、生物部の元部長の女の子は相変わらず部室やペットショップに出入りする。 野中ともそ「ハバナとピアノ、光の尾」ハバナでバイトする少年が、日本人の美女が恋人だったピアノ弾きを捜すのを手伝うが… 島本理生「Inside」母が入院した二週間の間に、真面目なBFとは進展が… 川上弘美「一美ちゃんのこと」予備校で知り合った一美ちゃんは、クロ−ン人間だという。しかも姉妹もそうだと。牛丼を一緒に食べたり、クローン牛を解放しようとしたり、というエピソードの不思議面白さと、のほほんとした語り口が印象的。 期待通りに読めるんじゃないでしょうか。しかし、区別がつきにくい…
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