リボン の商品レビュー
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周囲と上手くやるために、自分の感情を抑えて生きる女子中学生が、様々な出来事を通して自分の本当の思いや大切にしたいことを見つけていくお話。 卒業する先輩のリボンを後輩が貰いにいくという場面から始まるけど、この伝統はどの世代でもどの学校でもあるのかな~と思いながら読んでたし、自分の学生時代を思い出してとても懐かしい気持ちになった。 そして、どんな先輩でもリボンが残ったら可哀想だからと、好きでもない先輩のリボンを貰いにいくという発想が中学生らしくて、悪気のない真っ直ぐさって恐ろしい!!!と思ったりした。 全体的に文章が頭に入ってきやすくてスラスラ読めるのと、主人公(亜樹)の、自分の思いを親や友達に伝えられないもどかしさや、やりたいことがなかなか見つからずに焦る気持ちや、今全力でやっていることが将来何の役にもたたないかもしれないという、学生なら誰しも経験したことがある不安をベースに話が進んでいくので、悩める中高生にオススメの一冊。 先輩の卒業時、先輩の胸元の残ったリボンを見て「リボンが残っていることに恥ずかしさをおぼえないのか」と疑問を抱く亜樹が、卒業時に同じように胸元にリボンを残していて、その結末に亜樹の精神的な成長が感じられてよかった。 ただ、亜樹がずっと母の見世物?のような扱いをされていたのが引っ掛かったし、子供より自分、そして子供であったら姉優先みたいな空気感が出ていて、亜樹は結局ずっとこのような家庭環境のなかで生きていくんだなあ…と思ったら、苦しくなっちゃった。 最後まで母子の関係があんまり綺麗にまとまっていなかった気がしたので☆-2
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やはり、なんと言っても主人公・亜樹の一年間の成長の過程が描かれているのが良いですね。私自身、亜樹と同じように周りに合わせてしまう傾向があるので、この物語には共感しました。
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卒業式の日、先輩からリボンをもらえなかった主人公。そこを起点に中学3年生の1年を書いた物語。少しずつ主人公が変わっていく。
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受験生の話なので、共感できるところが多くありました。 あんなおねえちゃん欲しい!と思いました。家庭教師になってほしいです。 頑張って勉強しようと改めて思えて、この時期に読んでよかったです。
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久々、爽やかな草野たきさんらしいお話しに出会えました。まだまだ未完成な子供達の不器用さが逆にキラキラと輝いてる感じがした。 『リラックスしていきましょうよ』 あせらず、ゆっくりいこう。
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娘が図書館で借りたものを先に読んだ。 中学や高校時代の、どうにもならない、どうでもよい、どうにかしたい、 心の動きを、久しぶりに追った感じがする。 いい本だった。 娘にも読んでもらおう。
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卓球部のイメージと 亜樹の本当の 気持ち。そして現実。 お姉ちゃんへの憧れと受験に お母さんへの気持ち。 将来のこと、など。 とても面白かった!
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素朴でありがちなストーリーなんだけど、思春期らしい悩みや、淡い恋の胸がきゅんとする感じもあって良質の読後感。中学生新聞に連載してただけあって、これ読んだら受験、頑張っちゃうよね、という内容。
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リボンつけて卒業って、みじめだよ?…なぁんて、何で自分はあの時思ってしまったのだろう。そんなのみじめじゃない。あの先輩はかっこよかった。
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これも、草野たきさん だなぁ〜という本。次は、ぜひ、年代の設定の違う本を読みたいです。チャレンジしてほしい。
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