食べてはいけない! の商品レビュー
さすがに17年も前の本なので情報が古いし、当時よりさらに情報化した現在に比べると情報量が少ない。また、文章の書き方、組み立て方も時代を感じさせる。 それから朝鮮半島の犬食について書かれていたが、結局著者は食べなかったという。自身の「食の忌避」がそれほど低くなさそうだ。 「輸血は...
さすがに17年も前の本なので情報が古いし、当時よりさらに情報化した現在に比べると情報量が少ない。また、文章の書き方、組み立て方も時代を感じさせる。 それから朝鮮半島の犬食について書かれていたが、結局著者は食べなかったという。自身の「食の忌避」がそれほど低くなさそうだ。 「輸血は食人」という解釈説があるが、エホバの証人信者が「輸血拒否」するのは聖書に「血を食してはならない」を守るから65 たんぱく質の取れない山間地域は日本全国あるのに、なせ長野伊奈地方だけおたぐりを食べるようになったのか?明治維新後、畜肉を食べることに抵抗が少なくなったころ、養蚕が盛んだった伊奈で、厳しい労働をする女工にエネルギーをあたえため馬が供された。これが終戦直後食糧難て庶民にも広まった説82 「鯨は知性のある生物だから殺してはいけない」は優勢思想と同じ。ナチスは下等な人種だからとユダヤ迫害をしたし、欧米の植民地主義、奴隷はアフリカ人は頭が悪いから、で行われた93
Posted by
タイトルを見ただけでは、食べ物の添加物が人体にどんな悪影響があるか、いわゆる啓発本かと思いましたが、全然違う内容の本。食文化から見た価値観の違いなど楽しく読めました。
Posted by
ルビが多いが子供向け? にしてはセックスの話とかしてるけど。 個人的には良いとは思うけど。 ページ数の関係か、内容は もうすこし!と言いたい浅さだった。 やっぱ子供向けなのかな。
Posted by
[ 内容 ] おいしそうな鯨の刺身。 でも、「食べてはいけない?」世界を食べて歩く著者が語る、「食べてはいけない」から見えてくるおいしい?食の世界…。 [ 目次 ] 1 豚のカレーと遊牧民の羊 2 アリの卵の和え物に鯨の竜田揚げ 3 タマネギを食べることは殺すこと? 終章 アナ...
[ 内容 ] おいしそうな鯨の刺身。 でも、「食べてはいけない?」世界を食べて歩く著者が語る、「食べてはいけない」から見えてくるおいしい?食の世界…。 [ 目次 ] 1 豚のカレーと遊牧民の羊 2 アリの卵の和え物に鯨の竜田揚げ 3 タマネギを食べることは殺すこと? 終章 アナタとはアナタが食べるもの [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
Posted by
内容自体は悪くないが、ちょっと薄いというかもう少し食のタブーの現状やその成り立ちについて踏み込んでほしかった。読みやすいので入り口としてはいいかも。
Posted by
毒かなんかと思いきや、食文化の本ーというか、同じ人間なのになんで国や宗教の違いで食べていいものいけないものがあるのか、たとえば豚とか牛とかー…筆者の方が取材や旅行でいった国々で食べた食べ物や聞いた話などから推察、考察している本ですね。こういう本はたくさんあるのかもしれないんですが...
毒かなんかと思いきや、食文化の本ーというか、同じ人間なのになんで国や宗教の違いで食べていいものいけないものがあるのか、たとえば豚とか牛とかー…筆者の方が取材や旅行でいった国々で食べた食べ物や聞いた話などから推察、考察している本ですね。こういう本はたくさんあるのかもしれないんですが、この方の文章が読みやすいし、とても楽しい。各地の体験談もとても楽しく読めて勉強にもなるというか、大変いい本でした。同じ羊を食べる所でも、モンゴルとイランで違う、ヒンズー教徒は牛は聖なるもので食べないけれど、バリでは食べる、菜食でもタマネギやにんにくはNGという考え方がある…などなど。面白いなあ。不思議です。
Posted by
≪You are what you eat.≫ この言葉が本の中にあった。 いつも意識していることだ。 だから、玄米食を始めた私は玄米によって、どんな「私」になっていくんだろう。 楽しみにしている。
Posted by
何故「食べてはいけない」といわれる食べ物が存在するのだろうか? 様々な地域の食を、写真を交えつつ考察している一冊。 宗教の中で禁忌としされている食べ物から、日本のカレーやラーメン、 昆虫食に、菜食主義・・・と幅広く食、そして「食のタブー」を扱っています。 You are wh...
何故「食べてはいけない」といわれる食べ物が存在するのだろうか? 様々な地域の食を、写真を交えつつ考察している一冊。 宗教の中で禁忌としされている食べ物から、日本のカレーやラーメン、 昆虫食に、菜食主義・・・と幅広く食、そして「食のタブー」を扱っています。 You are what you eat.という最後の言葉が印象的です。
Posted by
食のタブーについて細かく書かれた本。 印象的なのがラオスやタイで盛んに食べられる昆虫食。タガメやコオロギ、ゴキブリなど日本人にはなじみのないものばかり。 また、鯨は今でこそ食べてはいけないと、意味不明な論理で西洋人は日本人を責め立てているが、戦後の食糧難で大量に容易に蛋白源を...
食のタブーについて細かく書かれた本。 印象的なのがラオスやタイで盛んに食べられる昆虫食。タガメやコオロギ、ゴキブリなど日本人にはなじみのないものばかり。 また、鯨は今でこそ食べてはいけないと、意味不明な論理で西洋人は日本人を責め立てているが、戦後の食糧難で大量に容易に蛋白源を摂取できることから鯨食を薦めたのは他ならぬアメリカ人だというのは印象的。 因みにアメリカは日本の捕鯨を避難している割に、自国のイヌイットの捕鯨は彼らの文化だからと保護しているという矛盾に満ちた主張を繰り返している。 ビーフカレーがあるインドや牛もバリバリ食べるヒンドゥー教の根付くバリ島など、イスラムやヒンドゥーで食のタブーを世界ひとくくりはできない事を実感。 また、ベジタリアンにも卵や魚は食べるベジタリアンから玉ねぎやにんにくも食べないベジタリアンまで、その定義は様々。 色々な食のタブーや文化を学べる本書はさらりと読めて読みやすい。 2010年11月23日読了
Posted by
禁食の文化について、わかりやすくまとめた一冊。現地の空気感が写真と共にリアルに伝わってくる。宗教の影響以外にも、エネルギー効率の問題や農業や漁業、畜産など食料生産の状況など多様な因子が食のタブーを形作っているのだ。グローバル化する社会において、禁食文化の持つローカル性がどのように...
禁食の文化について、わかりやすくまとめた一冊。現地の空気感が写真と共にリアルに伝わってくる。宗教の影響以外にも、エネルギー効率の問題や農業や漁業、畜産など食料生産の状況など多様な因子が食のタブーを形作っているのだ。グローバル化する社会において、禁食文化の持つローカル性がどのように作用していくのだろうか。 まあ、ぐだぐだ言わず、東南アジアに旅行に行ったら、屋台で昆虫のスナックを頼んでみよう!という話。(焼き鳥の如く串に刺さった蟲の写真を見ただけで、既にお腹いっぱいだが・・・)
Posted by
- 1
- 2