群青の空に薄荷の匂い の商品レビュー
「恋っていうのは理不尽なものだし、恋をしたときのひとの気持ちっていうのもまたずいぶん理不尽なものなんだよ。」 あの菜穂ちゃんたちの、3年後。 菜穂ちゃんママのその後も覗けました。 ちいさな恋と心の傷の話。 幸せな気分になれました。
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『卵と小麦粉~』の姉妹編。『卵と小麦粉』では主人公の友人やった亜矢が主人公。少しだけやけど菜穂の家族の近況が分かる。『卵と』では菜穂を支えた大人な亜矢も今回は年相応に恋をして悩む。『卵』は多少ほんわか気分で読めたけど、今回は亜矢の事が心配で胃がキューってなったわ。 あの子供は必要...
『卵と小麦粉~』の姉妹編。『卵と小麦粉』では主人公の友人やった亜矢が主人公。少しだけやけど菜穂の家族の近況が分かる。『卵と』では菜穂を支えた大人な亜矢も今回は年相応に恋をして悩む。『卵』は多少ほんわか気分で読めたけど、今回は亜矢の事が心配で胃がキューってなったわ。 あの子供は必要かなぁ?
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前作では中学生だった菜穂たちが、今作では高校生に。 主人公は亜矢にバトンタッチし、高校生活の話はもちろん、彼女の家庭の話や恋の話も盛り込まれています。 恋の話は、すごくくすぐったい気持ちになれる…ピュアすぎるよー 2作まとめ読みをオススメします。
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ここにレビューを書きました。 http://blog.goo.ne.jp/luar_28/e/e0d24b28f2f5c80fe30944ec054b2e3a
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附属中学から女子高に上がった亜矢は、中1からの親友である菜穂と寄り道するなどして、「すこぶる平和な学校生活」を送っていた。ある日、いつもの散歩道で小学校時代の同級生・安藤くんに出会う。ぐっと背が伸びた安藤くんとの距離が縮まり心ときめく亜矢だったが・・・・・・。 文庫書き下ろしで贈...
附属中学から女子高に上がった亜矢は、中1からの親友である菜穂と寄り道するなどして、「すこぶる平和な学校生活」を送っていた。ある日、いつもの散歩道で小学校時代の同級生・安藤くんに出会う。ぐっと背が伸びた安藤くんとの距離が縮まり心ときめく亜矢だったが・・・・・・。 文庫書き下ろしで贈る、人気作『卵と小麦粉それからマドレーヌ』の3年後を描いた姉妹編。
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?卵と小麦粉それからマドレーヌ?の3年後を描いた姉妹編です。今回のお話は、前作の主人公・菜穂の友人であった亜矢の視点で語られています。私立の女子高に通う女の子の日常が綴られていて、特に大きな出来事や事件が起こるわけではありません。でも、彼女らにもやっぱり歳相応の悩み事はあるわけで...
?卵と小麦粉それからマドレーヌ?の3年後を描いた姉妹編です。今回のお話は、前作の主人公・菜穂の友人であった亜矢の視点で語られています。私立の女子高に通う女の子の日常が綴られていて、特に大きな出来事や事件が起こるわけではありません。でも、彼女らにもやっぱり歳相応の悩み事はあるわけで、10代の頃しか味わうことのできない感情の動きが丹念に描かれて、そのことが物語に深みを出しています。 いまどきこんな純情可憐な女子高生っているのかなぁ?と思う反面、多くの子供たちはきっとこんなふうなんだろうなぁ、こうであってほしいなぁという気持ちにさせられます。古き良きあの頃をシミジミ振り返ってみたい方は、ぜひ2作続けて読まれることをお勧めしまぁす。
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題名と装丁が柔らかな感じで手に取った。 付属中学から女子高校に上がった主人公。 表面上はとても平和に過ごしているが、小学校時代消してしまいたいいじめの経験がある。 そんな主人公に気になる彼ができ、それはいじめがはじまる前に転校した小学校の同級生だった。 思春期の心の揺れ、友人関係...
題名と装丁が柔らかな感じで手に取った。 付属中学から女子高校に上がった主人公。 表面上はとても平和に過ごしているが、小学校時代消してしまいたいいじめの経験がある。 そんな主人公に気になる彼ができ、それはいじめがはじまる前に転校した小学校の同級生だった。 思春期の心の揺れ、友人関係など、すらっと書いてある。 もっと若ければ(高校生位?!)なら、もっともっと感じ取れたかな・・・。
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「卵と小麦粉それからマドレーヌ」の続編。 前作よりも、大人っぽくなった姿ににっこりしちゃいます。 今回の主人公は、亜矢ちゃん。どーん、と恋へぶつかる姿が丁寧に描かれています。 これからも期待したい作家さん☆
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中学生のときの2人を主人公にしたのは菜穂だった。 高校生のときの2人を主人公にしたのは亜矢だった。 初めはすごくとまどった。 亜矢に感情移入できない・・・ けれど、あまり好き!ではなかった亜矢のこと 自分でも少しずつ好きになってって 最後は思いっきり好きになってることに気づい...
中学生のときの2人を主人公にしたのは菜穂だった。 高校生のときの2人を主人公にしたのは亜矢だった。 初めはすごくとまどった。 亜矢に感情移入できない・・・ けれど、あまり好き!ではなかった亜矢のこと 自分でも少しずつ好きになってって 最後は思いっきり好きになってることに気づいた。 強いんだけど、実は弱い。 たくさんのこと考えて弱気になってってね。 っでも安藤くんとの恋沙汰読むと ホントにキュンってする。 本当にキュンってしちゃった。
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最近の高校生の恋愛話は「いや、そんなのわざわざ小説で読みたくないし;」というものが多いので、こういう作品を読むとホッとします。「いい人だな…」と思いながらも恋愛の『好き』なのかどうかはよく判らない。『付き合って』と言われたわけでも、告白されたわけでもないから、連絡が途切れたことを...
最近の高校生の恋愛話は「いや、そんなのわざわざ小説で読みたくないし;」というものが多いので、こういう作品を読むとホッとします。「いい人だな…」と思いながらも恋愛の『好き』なのかどうかはよく判らない。『付き合って』と言われたわけでも、告白されたわけでもないから、連絡が途切れたことをどう捕らえていいのか判らない。そんな微妙な不安定さがとても丁寧に紡がれていて、切なく微笑ましく、温かな1冊でした。/(2008.02.15読了)
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