生きてるだけでだいたいOK の商品レビュー
芸を磨くのではなく、生き様をこそ磨くこと。そうすれば自ずと芸も磨かれて来る。そんなマギー哲学のエッセンスがこの本に凝縮されているように思う。弱さを曝け出すこと、それに甘えるのではなく、認めて向上しようと心掛けること。そんな地道な努力が説かれていて、とても読んでいて癒やされる。と同...
芸を磨くのではなく、生き様をこそ磨くこと。そうすれば自ずと芸も磨かれて来る。そんなマギー哲学のエッセンスがこの本に凝縮されているように思う。弱さを曝け出すこと、それに甘えるのではなく、認めて向上しようと心掛けること。そんな地道な努力が説かれていて、とても読んでいて癒やされる。と同時に、きちんとしないといけないなと思わされる。私自身、部屋の片づけをしなかったりベーシックなところできちんとしていないため、どうしても言葉や立ち居振る舞いで乱れが出てしまっていると思ったのだ。なかなか真似出来ない芸人の姿を開陳する
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マギー司郎の自伝 「みんなと同じじゃなくてもいいんだよ。ダメなところは自分の財産。弱点はいつか武器になる」 短所を長所に変える視点とひたむきな努力があれば、きっとうまくいくと言う話以外にも次のような魅力的な話が詰まっている。 ◆一番だけが勝者で、それ以外は敗者なのか? 人と比較せずに生きるということも強さである、という誠にご尤も説があり大変為になる。仏教でも心の問題は他人と自分を比較することに端を発している場合が多いと説く。(自分より偉い人が見つかると、自分がすごくみじめな存在になって感じる)・・・・とか ◆「人に迷惑をかけずに生きる」ことだけでも大変なこと・・・とか ◆九州で台風に遭い翌日埼玉で仕事があるが飛行機が飛ばない為、福岡→大阪までタクシーで移動、翌朝一番の新幹線で大阪→東京→埼玉に移動し、タクシー代=23万円掛かったという話・・・・とか
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おしゃべりマジックのマギー司朗さんが書いた自伝。 幼少期から下積み、マギー一門のある現在までを優しい語り口調で書かれています。
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とても励まされた。マギー司郎が好きになった。魅力的な人はたくさんいるが、自分の弱さが魅力になる事を思わされた。 星を一つ減らしたのは、所詮彼のいっている事も聖書から逸脱したこの世の哲学であると感じたため。キリスト者は本書から「弱い時ほど強い」と思わされ、神への思いも深まるのだろう...
とても励まされた。マギー司郎が好きになった。魅力的な人はたくさんいるが、自分の弱さが魅力になる事を思わされた。 星を一つ減らしたのは、所詮彼のいっている事も聖書から逸脱したこの世の哲学であると感じたため。キリスト者は本書から「弱い時ほど強い」と思わされ、神への思いも深まるのだろうと思う。
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マギー司郎の生い立ちや思いを述べた本。 読み進めていくと何故か涙が出そうになった。 多分、劣等生だった彼が人を責めずにただやさしく生きてるから そんな人はめったにいないから悲しくなったのかな。
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これは決して「ありのままでいいんだよ」という甘いメッセージではなく、「短所を長所に変えるちょっとした視点とひたむきな努力があれば、きっとうまくいく」という激励メッセージなんだと思います。 本当に感動しました。
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「生きること」を、勝つか負けるかの競争と捉えてきた人は、目からウロコが落ちる思いを味わうことでしょう。 勉強も駄目。運動も駄目。家は貧乏で、極度に目が悪い。 唯一、楽しくできることが手品だったけれど、実はすごく不器用。 なにもかもうまくまわらない人生で、 「ごめんねー。じつは...
「生きること」を、勝つか負けるかの競争と捉えてきた人は、目からウロコが落ちる思いを味わうことでしょう。 勉強も駄目。運動も駄目。家は貧乏で、極度に目が悪い。 唯一、楽しくできることが手品だったけれど、実はすごく不器用。 なにもかもうまくまわらない人生で、 「ごめんねー。じつは僕手品が下手なんですよ〜」 ポロッと飾らない本音を打ち明けたら、お客さんがふっと笑ってくれた。 そこから、あのマギー司郎さんのゆるーいマジックのスタイルが生まれます。 人の目が気になったり、人と自分を比べてばかりいたり、本当の自分よりよく思われていたいと考える人は、この境地に至ることは無理かもしれません。 小学校で、給食のコップを一括購入したとき、お金がなくてみんなと同じコップが買えなかった。形も大きさも他の人のものと違っていたけれど、給食室から洗って帰ってきた自分のコップはすぐに見つかる。みんながいちいち名前を確認して探すのにとても苦労しているのに、これはいい。 「みんなと同じじゃないのは、不便もあるけど、利点もあるんだ」 普通ならいじけたり、悲しくなったり、親を恨んだりするエピソードから、この人は、「これも悪くないじゃない」「僕にしては上々だ」という教訓を学び取ります。 この考え方は、まわりに集まる人たちを分け隔てなく照射するエネルギーになるのですね。司郎さんのそばにいる人たちは、それを受けてほっかりと暖かくなります。 そんな司郎さんですが、自分自身は家庭と家族に恵まれていません。 中学を卒業してすぐ家出。 その後ずっと家に戻らず、十六年ぶりに母に再会したのは、白内障と胆のう炎で入院していた母が、たまたまワイドショーに出ていた司郎さんを見て、家の息子ではないかとテレビ局に電話をかけてきたからだといいます。 親孝行はあまりできず、母は亡くなり、二度した結婚も、自分のわがままで二度とも失敗しました。 家庭に恵まれないせいか、自分の弟子達と作る関係を疑似家族と考えているのでしょう。 落ちこぼれの師匠を求めてくるのは、やはり落ちこぼれの弟子たち。 彼らをおっとりしたお父さんのように、見守ります。 弟子たちにも言うの。「人と同じようにできないのが、何でいけないことなの?弱点はいっぱいあるけど、君しかできないこともあるよー」って。
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タレント本はあまり好きじゃないけど、 タイトルがあまりに本人のイメージと合ってるので どんな事書いてあるのかなぁと 本屋でペラ見して、 実はすごく深い話をマギーさん独特のあの軽い話口調で 明るく面白く書いてあったので、 結局買っちゃいました。 マギーさんの自伝本ですが、 「私は...
タレント本はあまり好きじゃないけど、 タイトルがあまりに本人のイメージと合ってるので どんな事書いてあるのかなぁと 本屋でペラ見して、 実はすごく深い話をマギーさん独特のあの軽い話口調で 明るく面白く書いてあったので、 結局買っちゃいました。 マギーさんの自伝本ですが、 「私はこんなに苦労した」って話ではなく 自分の生い立ちやハンデを見せて 「だから、あなたも大丈夫」 と励まされる本です。 ほんとはマギーさんがどういう人か知らないんだけど なんとなく人間性が本に出てるなぁと思って 勝手に癒されちゃいました。 本当に生きてるだけでだいたいOKな気がしてくるから不思議
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読んでいる最中、読後感も、心地よい笑いや穏やかな気持ちになれました。 毎日がんばっている自分の大切な人にも、贈ってあげたくなるような1冊です。
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20/1/22 子供を守るには命がけじゃないとダメだろうね。理屈ではたぶん命は守れない。だから命をかけて、命を守るべき。 相手の立場になって行動したり考えていると、だいたいうまくいくよ~って。 人との生身の接触を面倒くさがってはいけないの。相手をわかろうとする気持ちが鈍ってく...
20/1/22 子供を守るには命がけじゃないとダメだろうね。理屈ではたぶん命は守れない。だから命をかけて、命を守るべき。 相手の立場になって行動したり考えていると、だいたいうまくいくよ~って。 人との生身の接触を面倒くさがってはいけないの。相手をわかろうとする気持ちが鈍ってくるから。 弱点を隠してると、どんどん退化しちゃうよね。 あんまり教えると、その人の長所が伸びなくなってしまうからね。その人の個性って良くわからないものだから、まず放っておくことが一番じゃないかなと思う。自分からダメになろうとしてる子は誰もいないからね。 謙虚すぎてちょうどいいよ 目の見えない人の前でマジックをしたことが何回かあるのね。芸って、技術や言葉で全部伝えるんじゃなくて、意外と心から出てる波長みたいなもので伝えるのかなと思ってるの。 自分が幸せになりたいんだったら、相手に幸せになってもらわないと、絶対ダメだよね。 欲をかかなかったら、裏道にも目が行くよ。誰も知らない細い裏道を探していったほうがラクだし、疲れないんだよね。
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