テクトニック・カルチャー 19-20世紀 の商品レビュー
これも相当難しい言い回しで解説してあるので、初学者にはおすすめ出来ません。哲学的に耐えられない人が多いんじゃないかな。相当な活字中毒者が行き至る書物でしょう。
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本書は近代建築における構法とデザイン、技術と芸術の関係に注目している点で、一般的な近代建築史とは一線を画している。とくに18世紀以来の構法の展開を論じた部分は興味深い。ただしフランプトンは、技術を芸術の立場から見ており、バンハムの視点とは好対照をなしている。フランプトンの視点から...
本書は近代建築における構法とデザイン、技術と芸術の関係に注目している点で、一般的な近代建築史とは一線を画している。とくに18世紀以来の構法の展開を論じた部分は興味深い。ただしフランプトンは、技術を芸術の立場から見ており、バンハムの視点とは好対照をなしている。フランプトンの視点からは、ポーゼナーのいう「非物質化」を捉えることはできないし、サステイナブル・デザインの発想も出てこないだろう。
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