探偵伯爵と僕 の商品レビュー

森博嗣【著】

2012/02/21

内容（「BOOK」データベースより）
夏休み直前、僕が出会ったのは「探偵伯爵」だった!
いつも真っ黒な服装で、奇妙な行動をとる、
アールと名乗る探偵と新太は友達になった。
夏祭りの夜、新太の親友ハリィが行方不明になり、数日後にさらにもう一人。
仲間で作った秘密基地に意味ありげに残されていたトランプ。
ついに新太に忍び寄る犯人の影に伯爵が動く。

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完全にジャケセレクトです。
「伯爵探偵」というのに惹かれないわけがない。

子ども向きのようで子ども向きではないような。
序盤は子どもの行方不明事件と
伯爵が一体何者なのか気になるってワクワクするんだけど
進み方がまどろっこしいのか割とイライラもしました。
たぶん子ども視点での物語なのでそこがいまいちなのかもしれない。
しかしまさか行方不明になった子どもが殺害されていようとは。
途中までの感じでは子ども視点の書きぶりに
平和で可愛いオチが待っていると思ってたのでショック。

2011/03/17

子供向けとしてはなかなかではないか。

犯罪者に対する倫理観を養うにはいい。

しかし、実際わが子を殺した犯人を目の前にしてこらえきれる大人は現実には少なくない。

2010/09/16

字も大きくルビが全てにふってありました。正直煙に巻かれてしまったような・・・(苦笑)夢だったのか現実だったのか、伊藤薫って・・・いましたっけそんな人。。

2010/08/29

東京にやってきてから3年。社会人になってからは、買ってばかりで、かなり近くに図書館があるにも関わらず、初めて昨日行ってまいりました。

借りたのは久々の森 博嗣さんの作品。夏休み終わりかけでシチュエーション的にもあっているし、何より久々の読書には読みやすそうだなあってことでこの本を選びました。あとは、「伯爵」っていうのに惹かれたっていうのもあります。（笑）

予想通り、結構とっつきやすい内容になっていて、嫌いじゃないです。主人公「僕」の夏休みの日記調になっているので、読みやすかったです。

結構単純明快なミステリ小説になっているのでぜひお試しあれ。ミステリ小説をあまり読まない人でも楽しく読めるかと思います。そしてちょっとした仕掛けも最後にありまして、最後のオチを知ると、全体の見方ががらりと変わっちゃう作品です。

2010/08/08

期待しすぎたからか、それほど。。。
もともと児童書のジャンルだったと思うので、読みやすい。
主人公も子どもだし。（多分小学生？）
主人公の子どもからの目線がなかなかいいとおもう。大人の観察力なんか。

犯人の動機がちょっと・・・
謎解きとしては微妙だったかな？探偵伯爵の謎は納得だったけど。

命と罪について考えさせられる。子どもには、ちょっと難しいかも。

2010/07/16

いつもと違ってなにからなにまで説明ずくでなれないまま読了。
今までこの作者は「殺人」を、どちらかというと「やもえない」くらいに思ってるのかなと思っていたけど、今回は否定してる。
子供向けだから？
それにしても、子供向けでも今はこういうテーマになってしまうんだなあ。。。

2010/05/06

児童書。

僕と探偵伯爵。
夏休みの冒険。
誘拐。友人の死。
僕は悲しみを知っている。
一つ大人になりました。

子供心、カムバック!!!

2009/12/31

ミステリーランドの作品だとは知らずに購入。
読み始めてすぐ「あれ？挿絵がある！」と気づき、読み進めていくうちに「子供向け」であることに気づきました
道理で森博嗣っぽさが薄いわけだ…

以下、ネタばれを含みます。ご注意を。

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中盤までは正直退屈しながら読んでいました
が、子供向けと気付いて、さらに行方不明者が出たあたりからはいっきに読めました
「子供向け」だから素直に終わるのかな？なんて思って読んでいたらラストでひっくりかえされました。

正直、ラストのどんでん返しは、子供が見ても表面しか拾えないと思います
「自分から殺人を遠ざけたかったんだなぁ」ぐらいだと。
本当は何を遠ざけたかったのか気付くのは大人になって読み返したときでしょうか

これはたしかに「かつて子供だったあなた」にも向けられていますね

2009/12/01

夏休み直前、僕が出会ったのは「探偵伯爵」だった!いつも真っ黒な服装で、奇妙な行動をとる、アールと名乗る探偵と新太は友達になった。夏祭りの夜、新太の親友ハリィが行方不明になり、数日後にさらにもう一人。仲間で作った秘密基地に意味ありげに残されていたトランプ。ついに新太に忍び寄る犯人の影に伯爵が動く。

そこまで面白いというわけではないが、短いストーリなので短時間で読める。また、最後の終わり方は森らしさが出ている。

2009/10/15

高校生の時に読了。
子供向けとなんだよな、思って読んで本格ミステリすぎて嬉しくなった。
話の流れも好きだけれど、最後の大どんでん返しが素晴らしすぎる。