船井流・「数理マーケティング」の極意 の商品レビュー

岡聡【著】

2020/05/13

中小企業の経営における大事なこと

大手の真似をしても勝てないので差別化を図って一番化
安くで売り出して、集客。しかし適正な価格で売ることが必要
シェア、売上、マーケットサイズ、商圏人口、から目標指数を出す。

2013/06/17

シェアを高めなさいと書いている本はよく目にするが、具体的な計算方法や目標シェアの数字を明確にしている本はめずらしいと思う。目標売上を達成する為に扱うべき商品、店舗設計はどうするのか、商圏の設定をどうするのかなど、経営計画を作成する上で必要な内容がたくさんありました。個人的にはとても良い内容だと思います。

2010/12/21

◯商いは人間の真理を理解すると面白くなる
・魅力的な商品がたくさんあると感じさせる
　7，70，700を上回ると多く感じ、3，30，300を下回ると少なく感じる
　1.3倍すると誰もが長さの差が認知できる。面積は1.3倍の2乘
　7%のシェアを握らない限りその企業・商品は存在していないに等しく、11%を越えると他社に明確に影響が出る
　お客様は予算を1,2,3,5で考えるので、値段も同様に付ける
　買い頃価格は、最高価格と最低価格の掛け算の平方根
　価格の分岐点は4, 8, 18
　→1万円の予算の人は8千円～1.8万円、3万円の人は2.7万円～4万円

・事業展開を楽しく描ける「数理マーケティング」
　売上高＝商圏内需要額（一人当たりの消費支出金額（マーケットサイズ）×商圏人口)×シェア
　商品別売上高＝その商品のマーケットサイズ×商圏人口×シェア
　ある商品のマーケットサイズ＝商品の市場規模÷商圏人口（対象総人口）

・現状を把握して未来へダッシュ！
　現状シェア＝現状の売上高÷商圏内需要高
　目標売上高＝商圏内需要高×目標シェア

・立地選択と商圏設定の重要性
　クリスタラーの理論：小さな１次中心地は、下位の６つの副次的１次中心地と共に（７倍で）２次中心地をつくる
　日本版クリスタラーの理論：ルート７倍で商圏が階層性を持つ
　第１次商圏（最大商圏の面積の17%）で、前売上の85～90%の売上につながる
　流出率＝√（(大きい商集積×1/小さい商集積-1)/商集積間の距離^2）

・店舗フォーマットとビジネスモデルの作り方
　限界売場面積＝目標売上高×粗利率/1坪当たりの年間総計費高＝マーケットサイズ×商圏人口×目標シェア×粗利率/1坪当たりの年間総計費高
　限界在庫高＝目標売上高/年間商品回転率＝マーケットサイズ×商圏人口×目標シェア×粗利率/年間商品回転率
　利益貢献度＝商品別の売上構成比×粗利率×商品回転率

2009/11/25

消費者の購買活動は心理的なものであり、
曖昧性を含んだものである。

それを数字という事実で明確に表した書。

マーケティングについて、
ビジネスで大切なことを並列しながら
易しく書かれています。

2009/10/04

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