人間の関係 の商品レビュー

五木寛之【著】

2009/10/07

さすが五木寛之だなあ、という感じ。説得力がある。

三冊のノートの話が良かった。鬱になったら実践してみよう。

2009/10/04

人間を人間そのもので考えるのではなく、人間と人間の関係という視点から考えてみようという本。
分かるんだけど・・・いや、本当に分かっているのかな？
著者の半分ほどしか生きていない私はまだそこまで思えない、達観できないというのが正直なところ。
だから、つい斜に構えて読んでしまう。

結局、自分のことも自分と関係する相手のこともじっくりと向き合ってみなきゃよく理解できない、ってことかなぁ。

2011/09/15

循環する。還元する。リサイクルする。言葉としてもものの流れとしても悪いイメージはない。どちらかといえば好感が持てる。本書はなぜかどこからともなくやって来てわが家族である母から順にまた貸しでボクの所にやってきた。読むといい。といったメッセージ自体がすでにタイトルに込められておりためになるというテーマが刷り込まれて悪くはない。好感は持てる。これを今度は最後に父に送らなければ完結しないサイクルだがここに循環還元リサイクルの盲点がある。みなの気持ちがひとつにならないと始まらないことがある。父はこういうものを必要としない。いまさら何を言うとつき返されるのがオチだ。父を誰かに交換することもできない。人はなかなかままならない。本書はボクの所で澱のように留まっている。

2009/10/04

五木寛之の本。うつの時、‘よかった’‘悲しい’‘ありがとう’ノートで乗り越えるというやり方はいいかもしれません。図書館予約数は180（08/04/20現在）です。

2011/07/19

「強いものが勝つのが当たり前の世の中は良くない」。今まで多くの五木さんの本を読ましてもらった障害者の私だがこの本を読んでますます五木寛之ファンになった。

2009/10/04

思い出

思い出を語るということは決して後ろ向きの行為ではなく、人間が生きていく上で大事なことです。
思い出は個人の歴史であり、人間の歴史でもあるのだと、最近つくづくそう思うようになりました。

思い出の引き出しに、全然手をつけず引っ張り出さないでいると、思い出の引き出しが錆びてしまいます。
そして、何かを引き出そうとしても動かなくなってしまうでしょう。

2009/10/04

さらりと読めるけど、暖かくて、こころをほぐしてもらえる本。歩を進めるのに疲れた時、五木さんの文章に励ましてもらうことは多い。

2009/10/04

さらっと読める。いろいろな立場から人間の「関係」がについて。'07.12.14

「慈」の愛。人々を立ち直らせ、勇気づけ、元気付ける愛。高い所へ、ともに歩いていこうという、呼びかけの愛。
「悲」の愛。なにも言わずに、相手の痛みを感じようとする愛。ただ自然にわきあがってくる感情が、相手にじんわりと伝わっていくという、無言の愛。
「ホンネ」と「タテマエ」適度に使い分け。タテマエは表面に、ホンネは心の奥深く。

2009/10/04

帯、人は「関係ない」ではいきられない。
人間とは何かではなく人間の関係とは何か？変わる中で変わらないものとは？時間と経験で変化していくものだと思うが答えを出すにはまだまだ難しい。
でも自分の力ではどうもならない変わっていく現実の中で人としてどういった関係をつくっていくべきか考えさせられた。