日本人の「縁起」と「ジンクス」 の商品レビュー
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北嶋廣敏「日本人の縁起とジンクス」、2007.11発行。①大晦日に蕎麦を食べるのは、金が溜るからw ②燕は幸福な家を選んでやってくる→燕が巣をかける家は栄える ③初物を食べると75日長生きする。百五十日生きのびる口と耳(初鰹とほととぎすの初音)初物をのがさず食うと死ぬまなし(川柳)④十五夜だけの「片月見」はするな。十三夜とセットで。どちらも農作物の収穫祭 ⑤夕焼けは晴れ、朝焼けは雨。高い確率で当たる。晴れた状態が西か東か。天気は西から東に変化する ⑥蜘蛛が朝、巣を張っていると晴れ。朝の蜘蛛は吉兆。
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お正月にはお屠蘇を飲み、おみくじを引いては木の枝に結びつけ、厄年には厄払いをする。結婚式は大安を選び、友引の葬式は避け、大晦日には蕎麦を食べる……。われわれ日本人は、ジンクスで不運を避けつつ、縁起を担ぐのが好きだ。どうせ気になるのなら、その由来やルーツを知って上手に縁起を担ごう、...
お正月にはお屠蘇を飲み、おみくじを引いては木の枝に結びつけ、厄年には厄払いをする。結婚式は大安を選び、友引の葬式は避け、大晦日には蕎麦を食べる……。われわれ日本人は、ジンクスで不運を避けつつ、縁起を担ぐのが好きだ。どうせ気になるのなら、その由来やルーツを知って上手に縁起を担ごう、というのが本書のねらいである。歴史の試練に耐えた生活の知恵が満載の本。
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