交響曲第一番 の商品レビュー
あの記者会見が行われてから 家族が慌てて入手したものを読みました。 矛盾だらけというか, 何というか・・・。 記者会見がなかったら涙して読んだのかなぁ・・・。 たぶんないな。 けっこう笑えました。
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波瀾万丈、闇の中を生きる著者の激動の半生を綴った本書。 自分の現状と著者の人生を比べるなんてできっこないが、その過酷さには感じるところがある。 道を究めていく著者の生き方には深く共感できる。自分には著者のような才能はなくとも、今できることをどんな困難が立ち向かっても究めていこう、...
波瀾万丈、闇の中を生きる著者の激動の半生を綴った本書。 自分の現状と著者の人生を比べるなんてできっこないが、その過酷さには感じるところがある。 道を究めていく著者の生き方には深く共感できる。自分には著者のような才能はなくとも、今できることをどんな困難が立ち向かっても究めていこう、磨いていこう、と思わせてくれる。 今自分がこうして普通に生きているのが決して当たり前ではないのだなぁと、突きつけられた。
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全聾の作曲者、佐村河内 守の自叙伝。 弟の死から始まり、異常な偏頭痛、全聾、パニック障害、自殺未遂。 彼の人生はどこまでも神に見放されている。過酷すぎてフィクションのような人生なのに、ノンフィクション。 こんな道を辿っている人が本当にいるのだと思うと、自分は一体なんなのだろうと...
全聾の作曲者、佐村河内 守の自叙伝。 弟の死から始まり、異常な偏頭痛、全聾、パニック障害、自殺未遂。 彼の人生はどこまでも神に見放されている。過酷すぎてフィクションのような人生なのに、ノンフィクション。 こんな道を辿っている人が本当にいるのだと思うと、自分は一体なんなのだろうとさえ思う。
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ANA国際線で曲を聴いてプロフィールを読み入手。平凡な言葉だが、「壮絶な人生」とはこのことだ。一切苦、苦集滅道。その身に引き受けた限りない苦しみに、その運命、役割を見出し、刻みつけた音楽だからこその真実がある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
年も押し迫ってきて、ものすごい1冊に出会いました。 著者は、音楽を志しながら、聴力を失い、さらに「頭鳴症」とさえ呼ばれる重度の耳鳴りに悩まされ、心身を蝕まれていきます。それでもなお、自らを包む「闇」を音楽の糧とし、残った絶対音感を頼りに作曲を続けていく。 読み始めはちょっと図に乗った鼻持ちならない人のイメージだったのですが、自らを襲う苦境を力に変え、さらにそれらは自分の音楽のための神の試練ととらえて進んでいく姿に、壮絶さを通り越して、狂気さえ感じてしまいます。 今は、彼が生み出した音楽がどのようなものなのか、聞く機会があればと思っています。
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痛みは肉体的苦痛は精神を蝕む。神はその人が乗り越えられる苦しみしか与えない。なんていう言葉があるが著書を読むとその言葉が余りにも人事の言葉に聞こえる。 寝ながら読んでいると大抵寝てしまうが、一気に読んだ。
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本書の編集者は佐村河内氏に「あなたには、音楽以外にも伝えるべきものがある」と言ったという。 本書を読んでその言葉に納得した。読んでいて何度も目頭が熱くなった。 佐村河内氏の半生を言葉にするとしたら、壮絶という一言に尽きる。 彼は被爆二世として生まれ、高校時代からすさまじい偏...
本書の編集者は佐村河内氏に「あなたには、音楽以外にも伝えるべきものがある」と言ったという。 本書を読んでその言葉に納得した。読んでいて何度も目頭が熱くなった。 佐村河内氏の半生を言葉にするとしたら、壮絶という一言に尽きる。 彼は被爆二世として生まれ、高校時代からすさまじい偏頭痛に襲われ、 20代で聴覚異常を発症し、35歳のときに一切の聴覚を失い全聾になり、 現在も頭鳴症や耳鳴り神経症に苦しんでいる。 それでも彼が生き続けていられるのは、音楽だけは決して手放さなかったからだろう。 「人は闇に堕ちて初めて、小さな光に気づく」という彼の言葉は、 その表現自体は使い古されたものではあっても、 彼から発せられることにより、新たな命を吹き込まれたような気がする。 http://ameblo.jp/use04246/entry-10156344407.html
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壮絶としかいいようがない人生ですが、天才と言われるひとは、いつでもだれよりも人間らしく、すなおに生きてるんだなと感じました。ボランティアのはなし、ヒロシマのこと、どれも奇跡と人間味と情熱を感じるお話でした。闇を知ってるからこそ、作れる音楽ってきっとあるんだなと、不謹慎だけど、ちょ...
壮絶としかいいようがない人生ですが、天才と言われるひとは、いつでもだれよりも人間らしく、すなおに生きてるんだなと感じました。ボランティアのはなし、ヒロシマのこと、どれも奇跡と人間味と情熱を感じるお話でした。闇を知ってるからこそ、作れる音楽ってきっとあるんだなと、不謹慎だけど、ちょっとそういうひとがうらやましく思いました。
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ゲーム音楽を作ってる流行の先端をいってる人の生活を期待して読んだ私がバカでした。すさまじいまでの闘病の記録と音楽への情熱。読み終わった後どんな曲を作ってるのか聞きたくなりましたが、CDないんですよね〜。
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