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理由あって冬に出る の商品レビュー

3.3

151件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

    73

  4. 2つ

    9

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2024/02/01

葉山くんのツッコミが面白いミステリー。というより青春モノと言ったほうがしっくりきます。 現時点で全8冊出てるシリーズ。手軽に読めるし、読書に疲れたら読むのにいいかも。

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2023/12/16

借金と高校生、どう繋がってくるんだろう…とわくわくしながら読みました。人間生きてたら希望を持ったり絶望させられたり大変だ。でも悪いものばかりではないと思いたい。

Posted byブクログ

2023/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学園モノって個人的に好きな部類。巻き込まれ体質な主人公と空気読めない系の探偵役と個性的な文化系部活の面々。すごい王道な枠組みなんだけども、ついつい読んでしまう。 ただ、ミステリーとしてはちょっと弱いだろうか。助けた人が実が善人ではなかったとか、その人の物語でミスリードを狙ったとか、全体としての展開はあるんだけども、1つ1つの謎が少しばかり弱いのかなぁ。ちょっとずつ盛り上がっていくところなんだけども、ホップ・ステップ・ジャンプになりきらず、もったいない感じ。特に首なしの遺体がでてきた部分が蛇足に見えてしまう。伏線としての埋め込みがもちっと欲しかったなぁ。

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2023/09/13

「市立高校シリーズ」というらしい。 確かに「冬」に「出た」。 高校で人ならざらぬ者が出るという噂。芸術棟で、行方不明になった先輩が出る?そんな噂が吹奏楽部をはじめひそかに広がった。そこに妖怪の話が絡んでややこしいことに。 伊神先輩は、我関せずというか周りに踊らされることなく、飄...

「市立高校シリーズ」というらしい。 確かに「冬」に「出た」。 高校で人ならざらぬ者が出るという噂。芸術棟で、行方不明になった先輩が出る?そんな噂が吹奏楽部をはじめひそかに広がった。そこに妖怪の話が絡んでややこしいことに。 伊神先輩は、我関せずというか周りに踊らされることなく、飄々と謎解き。

Posted byブクログ

2023/08/04

はじめて読むし、デビュー作を…と手に取った本。 描写を(事件に関するものも、その舞台である学校の部活棟についても、キャラクターも、会話も)盛りだくさんに書き込む作家さんだという印象。「語りたい」人だ!サービス精神がすごい。

Posted byブクログ

2023/06/18

コミカルなミステリーでした。 舞台が学校ということもあり、なかなか楽しめました。 トリックは最後でやっとわかりましたし、最後の一波乱もなるほどここにつながっていたのかと満足しました。 内容 某市立高校の芸術棟にはフルートを吹く幽霊が出るらしい――。吹奏楽部は来る送別演奏会のた...

コミカルなミステリーでした。 舞台が学校ということもあり、なかなか楽しめました。 トリックは最後でやっとわかりましたし、最後の一波乱もなるほどここにつながっていたのかと満足しました。 内容 某市立高校の芸術棟にはフルートを吹く幽霊が出るらしい――。吹奏楽部は来る送別演奏会のための練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。かくなる上は幽霊など出ないことを立証するため、部長は部員の秋野麻衣とともに夜の芸術棟を見張ることを決意。しかし自分たちだけでは信憑性に欠ける、正しいことを証明するには第三者の立ち合いが必要だ。……かくして第三者として白羽の矢を立てられた葉山君は夜の芸術棟へと足を運ぶが、予想に反して幽霊は本当に現れた! にわか高校生探偵団が解明した幽霊騒ぎの真相とは? 第16回鮎川哲也賞に佳作入選したコミカルなミステリ。

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2023/01/30

第16回鮎川哲也賞佳作入選デビュー作。連作短編のような体であるが、実は一つ一つは本当には完結しておらず、最後まで読んで初めて完結するうまい構成の作品だった。 相前後して読んだ相沢沙呼と類似点が多く、鮎川賞デビュー作、学園もの、ワトソン役は平凡な男子高校生、日常の謎、とかなり共通し...

第16回鮎川哲也賞佳作入選デビュー作。連作短編のような体であるが、実は一つ一つは本当には完結しておらず、最後まで読んで初めて完結するうまい構成の作品だった。 相前後して読んだ相沢沙呼と類似点が多く、鮎川賞デビュー作、学園もの、ワトソン役は平凡な男子高校生、日常の謎、とかなり共通しているのだが、語り口がこちらの方が好みである。語り手にも美術部員というキャラ設定がちゃんとあり、それを反映した地の文になっているのが読みやすいのだと思われる。冬に「出る」ものの正体が二転三転する終盤は見事。 でも実はあとがきが一番面白かった。ということでこれはホクホクと続編を読むことにしました。

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2022/09/29

似鳥鶏さんといえばこの青春ミステリだよなという思い込みはあるものの、数多くの探偵を描く作家さんだ。都市伝説からの犯罪、さらにどんでん返しという現代ミステリの定型でくる。デビュー作にして賞もとったみんな大好き青春×ミステリ。 最近この手のもの読み過ぎだ。

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2022/01/08

長編好きだけどちょっと長がったなぁ。 トリック解明にページをさきすぎた感がわたしにはしてしまった。 でもラストはうわ!というか、びっくり。 そっちの事件の方が気になる

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2021/10/06

’21年10月5日、読了。KindleUnlimitedで。似鳥鶏さん、2冊目。 うーん…正直、僕にはイマイチでした。なんだか、「長編小説」である必要を感じません。むしろ「短編」の方が良かったのでは? 「あとがき」も、「何これ…?」となってしまいました。 でも、シリーズで続い...

’21年10月5日、読了。KindleUnlimitedで。似鳥鶏さん、2冊目。 うーん…正直、僕にはイマイチでした。なんだか、「長編小説」である必要を感じません。むしろ「短編」の方が良かったのでは? 「あとがき」も、「何これ…?」となってしまいました。 でも、シリーズで続いているみたいですね。人気がある、という事なんだろうなぁ…。 いわゆる「日常の謎」を扱った、ライトなミステリーですが…そういうのが嫌いな訳ではないんだけどなぁ。僕には合わない、という事ですね。

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