たけくらべ・にごりえ の商品レビュー
最初は文語体が難しく…
最初は文語体が難しくてなかなか入り込めなかったのですが、次第に引き込まれて一気に読みました。吉原遊廓という闇の空間とそこに生きる人々をえがいた、樋口一葉の名作短編集。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
NHKのテレビ番組のJブンガクを見ています。 2010年の8月に にごりえを紹介していたので読み直しました。 相手はいくらもあれど一生を頼む人が無いのでござんす というくだりを Sure, I have loads of admires - but no one I can trust my life to. と訳していました。 最後のtoは思い至りませんでした。 へー,そう訳すんだと にごりえ の中身と英語の勉強になりました。 英語にしてみるとにごりえ の良さと日本語の良さを再認識できることが分かりました
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どのお話も凝縮されていて無駄がなく、文章の美しさに惚れ惚れした。言葉少なな雅文体が想像をかきたて、哀しさが増す。また読み返したい。
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