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群棲 の商品レビュー

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2024/02/12

 2024年の、ほぼ最初の読書が黒井千次の「群棲」という短編集でした。  1980年代の東京の郊外の住宅地で暮らす人々の姿が描かれていました。ボクは東京なんかに暮らしたことは一度もありませんし、小説の舞台の郊外の雰囲気も知りませんが、一作、一作に満ちていたのは40年前の世界、ボク...

 2024年の、ほぼ最初の読書が黒井千次の「群棲」という短編集でした。  1980年代の東京の郊外の住宅地で暮らす人々の姿が描かれていました。ボクは東京なんかに暮らしたことは一度もありませんし、小説の舞台の郊外の雰囲気も知りませんが、一作、一作に満ちていたのは40年前の世界、ボク自身が30代だったころの社会のリアリティでした。  その当時、内向の世代と呼ばれたグループの中でサラリーマン小説を書いている人というイメージで、あんまり読まなかった人ですが、大したものでした(笑)。  「ゴジラ老人シマクマ君の日々」というブログにも感想書きました。よろしくね(笑)  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202401250000/

Posted byブクログ