群棲 の商品レビュー
2024年の、ほぼ最初の読書が黒井千次の「群棲」という短編集でした。 1980年代の東京の郊外の住宅地で暮らす人々の姿が描かれていました。ボクは東京なんかに暮らしたことは一度もありませんし、小説の舞台の郊外の雰囲気も知りませんが、一作、一作に満ちていたのは40年前の世界、ボク...
2024年の、ほぼ最初の読書が黒井千次の「群棲」という短編集でした。 1980年代の東京の郊外の住宅地で暮らす人々の姿が描かれていました。ボクは東京なんかに暮らしたことは一度もありませんし、小説の舞台の郊外の雰囲気も知りませんが、一作、一作に満ちていたのは40年前の世界、ボク自身が30代だったころの社会のリアリティでした。 その当時、内向の世代と呼ばれたグループの中でサラリーマン小説を書いている人というイメージで、あんまり読まなかった人ですが、大したものでした(笑)。 「ゴジラ老人シマクマ君の日々」というブログにも感想書きました。よろしくね(笑) https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202401250000/
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