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人形の部屋 の商品レビュー

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21件のお客様レビュー

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2019/07/05

帯に「食卓の上に広がるペダントリ」とあるように、蘊蓄がものすごく繰り広げられます。文章の中にも普段使われないような単語や漢字が出てきて、いつもはなんとなく読み流すんだけど、ちょこちょこ辞書引きました。勉強になったw 蘊蓄自体は好きな方なんだけど……敬典(主人公、専業主夫)とは相...

帯に「食卓の上に広がるペダントリ」とあるように、蘊蓄がものすごく繰り広げられます。文章の中にも普段使われないような単語や漢字が出てきて、いつもはなんとなく読み流すんだけど、ちょこちょこ辞書引きました。勉強になったw 蘊蓄自体は好きな方なんだけど……敬典(主人公、専業主夫)とは相性があまり良くないようで、あまり楽しめなかったというのが正直なところ。乗れない文体でした。 最初のビスクドールの蘊蓄は良かったな。また、最後のファミレストリックもやーらーれーたーと思いました……けど、読みづらかった。

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2014/06/14

作者ならではの凝った博覧強記の謎解きに完敗です。 主夫では無く主人で有りながら専業家事に勤しむ男の日常の謎解きが、慇懃無礼な物言いで展開していくのがたまらない。何より中学生の娘との交流が大切に扱われているのが好意的だが、年端のいかぬ娘に長々と講釈を垂れるのは如何なものか?この娘の...

作者ならではの凝った博覧強記の謎解きに完敗です。 主夫では無く主人で有りながら専業家事に勤しむ男の日常の謎解きが、慇懃無礼な物言いで展開していくのがたまらない。何より中学生の娘との交流が大切に扱われているのが好意的だが、年端のいかぬ娘に長々と講釈を垂れるのは如何なものか?この娘の将来が恐ろしい。 もしかしてこの本を読むのは二度目になるかもしれないが、新鮮な感動で読了した。

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2012/07/02

表題作含む5作品。 主人公は、旅行会社を辞めて専業主夫になった八駒敬典。 博識な彼がちょっとしたミステリーを解決していくストーリーなのですが、妻や娘との良い関係もほのぼの描かれていて、ほんわかあったかい感じの1冊でした。

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2012/06/23

日常の謎系の連作短編集。あらすじにはあたたかなタッチで描かれた~ってあるけど個人的には淡々とした、といったほうが合ってる気がする。

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2012/04/01

知識持ちの専業主夫もとい家主のちょっとそた謎解き話。 知る楽しみ。というとなんの変哲もない言葉だけど、知ることを楽しむのは難しい。 万年筆を使う楽しみを思い出して、インクづまりでほかしてた万年筆を復活させた。 次は、旅にでもでようか。

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2012/03/06

図書館で借りた物。 日常の謎を、専業主夫とその娘が解き明かしていく連作短編集です。 この専業主夫が、かなり色々な事に造詣の深い知識人で、それなのに中学生の娘の事になるとてんで弱く、その会話も読んでいて楽しいです。 また、主人公の蘊蓄も、なかなか面白く、それを土台に謎解きがされ...

図書館で借りた物。 日常の謎を、専業主夫とその娘が解き明かしていく連作短編集です。 この専業主夫が、かなり色々な事に造詣の深い知識人で、それなのに中学生の娘の事になるとてんで弱く、その会話も読んでいて楽しいです。 また、主人公の蘊蓄も、なかなか面白く、それを土台に謎解きがされていくのは、見事だなぁと思いました。 人によっては、その蘊蓄が押し付けがましくて無理って思われるかもしれませんが…

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2011/07/17

主夫と思春期真っ只中の娘の連作集。壊れた人形の正体、花言葉の暗号、娘の家出と結末が優しい短編が並ぶ。生意気盛りの娘との接し方に悩む父親の心中がリアルで楽しい。どんな話でもユーモア色を失わなかったのが作品全体のハートフルな色合いとよくマッチしている。個人的には万年筆とビスマルク氏と...

主夫と思春期真っ只中の娘の連作集。壊れた人形の正体、花言葉の暗号、娘の家出と結末が優しい短編が並ぶ。生意気盛りの娘との接し方に悩む父親の心中がリアルで楽しい。どんな話でもユーモア色を失わなかったのが作品全体のハートフルな色合いとよくマッチしている。個人的には万年筆とビスマルク氏と言う短い作品がよかった。万年筆と塩の製法の原理が同じと言うのは全く気が付かなかったし、意外。勉強させていただきました。ただタレーランはそんなに人気のある人物ではないんですけどね、本国でも。

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2011/05/04

(収録作品)人形の部屋/外泊1―銀座のビスマルク/お花当番/外泊2―夢みる人の奈良/お子様ランチで晩酌を

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2010/11/19

日常の謎、がテーマの連作集。 専業主夫な父親と娘を中心に話が進んでいく。舞台tが埼京線沿線なのには理由があってちょっと面白かった。今度金沢行くときに実行しようかと。しかし、こんな父娘、の関係は…なかなか、ちょっと無理があるような。

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2010/09/26

専業主夫の父と娘を主人公にした日常の謎系短篇集。過剰なまでのペダントリーによって人間の心の綾を照らす手腕が素晴らしい。作中に凝らされた伏線とその回収も見事。お気に入りは「お花当番」。

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