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四次元主義の哲学 の商品レビュー

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2014/10/11

[ 内容 ] ものは変化するのになぜ同一でありうるのか。 「テセウスの船」や「粘土と像」といったパラドックスから、相対性理論やタイムトラベルなど、多彩な問題設定で対立する諸理論を精査、独自の時間論を提唱する若き俊英のアメリカ哲学会賞受賞作。 現代の形而上学を知るのに不可欠な「用語...

[ 内容 ] ものは変化するのになぜ同一でありうるのか。 「テセウスの船」や「粘土と像」といったパラドックスから、相対性理論やタイムトラベルなど、多彩な問題設定で対立する諸理論を精査、独自の時間論を提唱する若き俊英のアメリカ哲学会賞受賞作。 現代の形而上学を知るのに不可欠な「用語解説」を付す。 [ 目次 ] 第1章 四次元的な世界像 第2章 現在主義への批判(時間論における二つの問題―存在論と時制;時間をまたいだ空間的関係 ほか) 第3章 三次元主義と四次元主義を規定する(なぜ定式化にこだわるのか;四次元主義を規定する ほか) 第4章 四次元主義の擁護(1)(節約に基づくラッセルの議論;論理学に基づく議論 ほか) 第5章 四次元主義の擁護(2)―一致のパラドックスについての、もっとも優れた統一理論(一致の脅威;ワーム説と一致 ほか) 第6章 四次元主義に対する反論(言語学的反論と認識的反論;変化の不可能性に基づく反論 ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2012/10/24

序論、1章の初め、5章の初め だけで主張は十分 あとは消化試合 そんな印象。 ただ、これが形而上学に求められる議論の仕方なのかなという点では展開に納得もしている。

Posted byブクログ