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戦国の鬼 森武蔵 の商品レビュー

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2024/02/18

織田信長から大変信頼された森三左の息子森長可。三左同様信長から愛され信長後の時代を見据えて信忠に付けられ戦場では鬼武蔵と異名をとるが本作では戦場だけでは無く森家を守るため女子供、人質でも躊躇い無く殺す別な意味での鬼の部分を描いている。とりわけ有名な武将でも無く誰でも知っている合戦...

織田信長から大変信頼された森三左の息子森長可。三左同様信長から愛され信長後の時代を見据えて信忠に付けられ戦場では鬼武蔵と異名をとるが本作では戦場だけでは無く森家を守るため女子供、人質でも躊躇い無く殺す別な意味での鬼の部分を描いている。とりわけ有名な武将でも無く誰でも知っている合戦て功績を上げたわけでは無いどちらかと言うとマイナーな武将を長編でこれだけ面白く書かれた作者が素晴らしい。あとがきでも作者が伝えたかったことが読んでいる時に伝わってきたので本当に面白く読ませていただきました。

Posted byブクログ

2015/12/01

森蘭丸の兄であり、鬼武蔵という異名をとった森長可が主人公です。 この本では長可が幼少のころから、父である森可成の死を受けて、兼山城を相続し、最後、秀吉配下の将として、小牧・長久手の戦いで、戦死するまでが描かれています。 この本を読むまでの印象では、小牧・長久手の戦いで舅である...

森蘭丸の兄であり、鬼武蔵という異名をとった森長可が主人公です。 この本では長可が幼少のころから、父である森可成の死を受けて、兼山城を相続し、最後、秀吉配下の将として、小牧・長久手の戦いで、戦死するまでが描かれています。 この本を読むまでの印象では、小牧・長久手の戦いで舅である池田恒興と共に戦死した人、というくらいでしたが、信長に非常に愛され、さらに、子である信忠に信頼された武将であったということがよく分かりました。 ↓ ブログも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-6208.html

Posted byブクログ

2009/10/04

父の死によって、13歳で城主となった森長可だが、自らの武功で得たものではない上、若年で色白美男ということで周囲から侮りや謗りを受ける。 弟・蘭丸の才気走りに鼻白ませながらも、弟の受ける誹謗中傷を自らの働きで消そうと懸命になる。 (2008/2/6 読了)

Posted byブクログ

2009/10/04

森蘭丸のことは知っていても、森長可のことはあまり知らない。 信長の野望とかでも微妙なパラメータのキャラなので、あまり愛着を持っていなかった。 森長可こと森武蔵は鬼武蔵と恐れられたほどの猛将。 少しの気障と、家のために鬼になってまで戦い抜くという男のロマンたっぷりの作品だった...

森蘭丸のことは知っていても、森長可のことはあまり知らない。 信長の野望とかでも微妙なパラメータのキャラなので、あまり愛着を持っていなかった。 森長可こと森武蔵は鬼武蔵と恐れられたほどの猛将。 少しの気障と、家のために鬼になってまで戦い抜くという男のロマンたっぷりの作品だった。 いかんせん、森武蔵に焦点があてきれていない印象があったけれど、それでも歴史小説の中ではおもしろい方だろう。 もっと森武蔵関連の書籍が読みたいと思った。

Posted byブクログ