ひとりの時間 の商品レビュー
十五歳の瑞々しさに触れた感じ。楽しいことばかりってわけではないけど、それでもいまが楽しいって思う感性がいいな。もちろん、昔を懐かしむ年齢ではないけど。 言葉をとても大切にしてるのが伝わってくる。若い感性だけに頼って書かれたものならこんなに引き込まれなかったかも。あと、その年齢で...
十五歳の瑞々しさに触れた感じ。楽しいことばかりってわけではないけど、それでもいまが楽しいって思う感性がいいな。もちろん、昔を懐かしむ年齢ではないけど。 言葉をとても大切にしてるのが伝わってくる。若い感性だけに頼って書かれたものならこんなに引き込まれなかったかも。あと、その年齢でジュリーとか吉田拓郎とかにひっかっかるってところがオジサンを喜ばすよね。お母さんの影響なのかな。オイラの家の十五歳の娘も、こんなものの見方や考え方をしているんだろうか。ほぼ、会話がないから知る由はないけど。どうか素敵な女性になってほしいものだ。
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10代特有の自意識過剰さがまったくなくて、びっくりするほど自然体。言葉づかいもきれいで読んでいて気持ちいいエッセイでした。 前から気になっていたのですが、やっぱりよかった。毎日を素直に生きていけるのは、幼い頃にとても幸せな時間を過ごせたからかな。 他の本も読んでみたいです。
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中三の時に書かれたエッセイ。 とても中学生の書かれたものとは思えない。というか中学生といえどしっかりとした子、文才のある子はいるものですね。 別の書籍も読みたくなりました。
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「本を読むわたし」が良かったので、引き続き読んでましたが、良かった。 本当に文が優しい。そして、この文章を書いたのは著者が15歳の時・・・脱帽。。。
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15歳の頃のエッセイ。センス・オブ・ワンダーというか、ものを感じたり受け止めたりする力と、必要なことを書いて変に飾らない文章が素敵。先生には敬語使えるけど、ガキにイラッとすることもあるし、死のにおいを忌避したくもなる。山登りなど現在につながることも。
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中学生。家族旅行の移動中に『小学生日記』を、 母と交互に読んだりしていて、同い年の子が書いたエッセイにどきどきしてた。 その後、父や祖父と華恵ちゃんが仕事をしたとかって話を聞いて、 いいなあ、なんて言っていたのが、巡り巡って友達になっている不思議。 写真の華恵ちゃんも、本物の華恵...
中学生。家族旅行の移動中に『小学生日記』を、 母と交互に読んだりしていて、同い年の子が書いたエッセイにどきどきしてた。 その後、父や祖父と華恵ちゃんが仕事をしたとかって話を聞いて、 いいなあ、なんて言っていたのが、巡り巡って友達になっている不思議。 写真の華恵ちゃんも、本物の華恵ちゃんも、エッセイの中の華恵ちゃんも、 同じくらいみんな好き。 2014年9月1日〜9月29日 SEE MORE GLASS「夢の本屋」展
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15歳の華恵さんのエッセイ。 とても良かった。 15歳の倍の年齢が目前なのだが、15歳の頃からあんまり変わっていないところも確かにあって、その変わっていない私が華恵さんの言葉に「そうだね」「ある、ある」と頷いていた。 そうかと思えば、「可愛いなぁ」なんて思っている私もいた。 行...
15歳の華恵さんのエッセイ。 とても良かった。 15歳の倍の年齢が目前なのだが、15歳の頃からあんまり変わっていないところも確かにあって、その変わっていない私が華恵さんの言葉に「そうだね」「ある、ある」と頷いていた。 そうかと思えば、「可愛いなぁ」なんて思っている私もいた。 行ったり来たりした結論としては、華恵さんはとても素敵な女の子であるということ。 特に苦手なことについての向かい合い方がとってもいいなと思う。 あとがきには「進歩してない」と書いてあったけど、絶対そんなことはないはず。 「私はこれが苦手だ」と認識して、「こうしてみよう」と考えることがすごく大切だと思うから。 実行してないから駄目だじゃなくて、そこまで考えた時点で問題の8割は解決済みじゃない?と思うのだけどどうだろう? 本当に困ってる時というのは「何が問題か」「どこが駄目か」が分からない。 自分の何もかもが間違っている気がしてどんどんつらくなって、自分のことが嫌になってくる。 でも、「私はこれが苦手」と駄目なところを特定出来れば冷静に対処出来るし、悩まずに支障ない範囲で放置することも出来る。 華恵さんも放置出来るところまで持って行けたということなんだと思う。 …って、エッセイの感想ではなくなってしまった。 とにかくいいエッセイだったので、他のも読みたい。
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この本は素直な気持ちで書いてあるので何か惹きつけるものがあった。 特にねこを話題とした内容が多く、作者がねこ好きということもあげられるかもしれないが、ねこの良さを改めて知ることができたと思う。 2013.9.17(1回目)
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気取ってなくてよかった。 淡々としているけど素っ気なくない、すっと入ってくる文章。 中学生でこれを書いたなんて。 他のも読んでみようと思います。
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ずいぶん前に『小学生日記』を読んで以来、筆者の作品を読むのは二作目。四文字熟語やことわざに苦労したり、山登りに行く朝、寝坊をしたり。飾らない文章は好感が持てる。
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