楽典 理論と実習 の商品レビュー
師に紹介されて時間をかけて読んだ。 音大受験生が最初に読む、正統派教科書の位置付け。 日本語は読めるが、概念は理解できない。 何も理解できないまま、暗記の状態で例題を解く。 演奏中もよく分からないが頭の片隅にはある。 半年くらいで徐々に分かってくる。 ある日読み返したらさっぱり...
師に紹介されて時間をかけて読んだ。 音大受験生が最初に読む、正統派教科書の位置付け。 日本語は読めるが、概念は理解できない。 何も理解できないまま、暗記の状態で例題を解く。 演奏中もよく分からないが頭の片隅にはある。 半年くらいで徐々に分かってくる。 ある日読み返したらさっぱり分からなかった言葉が、意味を持って現れてくる。 最初に数学の教科書に取り組んだ時を思い出した。 授業は思考停止で板書を写す。 答えを横に広げて無心でサクシードを解く。 やがて教科書の意味が分かってくる。 新たな概念・秩序を正しく理解することは、大人になってからもずっと難しいまま。 そんなちょっと寂しいけど当たり前の事実を再確認させられて、音楽やってて良かったと改めて思えた。 字面だけ追って、分かった気になってるな? ただ解答暗記しただけだな? と、常に自分に問いかける人生にしたい。
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昔からの教科書に敬意を表して手に取る。 面白おかしく読みやすくみたいなことは何もせず、端的な説明で、無駄なことは何も書いてない。 教科書たるものそれでいい気もするが、ものたらなくもある。 たとえば、なぜその概念があるのか、は全然わからない。人が協和と不協和を聞き分けるのはなぜか...
昔からの教科書に敬意を表して手に取る。 面白おかしく読みやすくみたいなことは何もせず、端的な説明で、無駄なことは何も書いてない。 教科書たるものそれでいい気もするが、ものたらなくもある。 たとえば、なぜその概念があるのか、は全然わからない。人が協和と不協和を聞き分けるのはなぜか、みたいな話はまったくない。平均律の話では等比数列で2の12乗根を使うのだと説明してくれればすぐにわかるようにも思うが、数学的にも説明はしない。 そうしたものは類書があるのだろう。 少し渉猟して、また本書に帰ってこようと思う。
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音楽を学ぶにあたっての基礎が凝縮されています。音高の教科書としても用いられている物で、言葉や表現は少々古い気もしますが学ぶには十分です。学習が終わった今でも楽譜と向き合う時に参考にしてます。音楽と関わっている以上一生そばに置いておきます。
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【内容】 おんがくのきそ。 全239頁。頁175までが用語や理論の説明と譜例であり、それ以降は問題集。 【類別】 教科参考書。音楽。 念のため付言すると西洋古典音楽(クラシック)の文脈に則った著書です。 【着目】 調の判定に10頁ほどを割いています。 和音についての記述は最低...
【内容】 おんがくのきそ。 全239頁。頁175までが用語や理論の説明と譜例であり、それ以降は問題集。 【類別】 教科参考書。音楽。 念のため付言すると西洋古典音楽(クラシック)の文脈に則った著書です。 【着目】 調の判定に10頁ほどを割いています。 和音についての記述は最低限。 本書は1965年に世へ出たものです。本書よりも直感的で且つ同等量が学べそうな著書があるならば、そちらを用いるのをお奨めします。 【備考】 このレビューは1990年発行の第66刷に拠っています。
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昔読みましたが繰り返し戻ってくるところです。新しい楽典の本が多く出ていますし、そちらのほうがわかりやすかったりしますが、これはこれで基本として残っていくのでしょうか。
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高校の頃、教科書がわりに使ってました…(^_^;) なつかし… 音楽やってる人の、基本のき。 みんな持ってる。 「黄色の本」と言われたら、コレ。 そんなイメージの本です。必須アイテム。
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音高・音大受験には必ずこの1冊というくらい使われてる本。 「黄色い本」っていえば通じてしまう程の有名。一斉授業に使われることも多い。始めてこの本を手にした中3の時は、この本とっつきにくいなぁ、思った。今では読み易さの点で工夫を凝らしてある楽典の本も色々と出てると思う。しかし、受験...
音高・音大受験には必ずこの1冊というくらい使われてる本。 「黄色い本」っていえば通じてしまう程の有名。一斉授業に使われることも多い。始めてこの本を手にした中3の時は、この本とっつきにくいなぁ、思った。今では読み易さの点で工夫を凝らしてある楽典の本も色々と出てると思う。しかし、受験に限らず楽典を勉強したい人に対しても本の信頼性が高くて間違いがない本だと言える。
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どんな形で音楽に触れるにせよ、抑えておきたい一冊である。ただこの本は音大入試向けに作られているため、設問が非常に多い。また、冒頭にいきなり純正律と平均律を持ってくるのはあまりいい構成ではないと思う。
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楽器は演奏できないけど、音楽の理論は勉強したい。でも、音楽書はどれもこれも専門的なものばかりで入りにくい……。そんなひとのためにあるような、わかりやすい参考書です。
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「黄色い本」としか呼ばれない。(ことはないですね。) もちろん音大受験生には必須。 これだけじゃ足りないんだけどねえ・・・。ぁー
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