追伸 二人の手紙物語 の商品レビュー

森雅之(著者)

2012/04/02

図書館にて。
純粋な二人の遠距離恋愛での往復書簡が描かれている。
真面目な2人が徐々に距離を縮めていく様子がまっすぐで好き。

2011/10/02

メールでのやり取りが一般的となってしまった現代。
手紙のやり取りによるスローな恋愛はとても新鮮で、
時に羨ましいとさえ感じてしまいました。

1通1通の手紙に思いを込めて、
相手がどんなことを考えてこの文章を綴ったのか思いを巡らす。
それは、もしかしたら今よりもたくさん相手のことを考えていたのではないでしょうか。

2011/09/22

携帯電話のないころの遠距離恋愛の二人。生き方を探りながら、手紙でお互いの気持ちを伝えあい、支えあう若い二人のコミックストーリー。

2011/07/18

表紙にひかれて買った、とても好きでした。手紙は送り先たったひとりにむけて書かれるものということが異様に文章を力あるものにしててまた緊張感あるものにしてて、サラッとしてるのにドギマギさせられた。
この文章は紙の手紙でしか書けないような気がする。
オールカラーの絵もいい。好きです。

2016/04/13

漫画というよりイラストストーリー。 この作品が連載だった頃、私はまだ受験生だった。 今でも、ページをめくれば、一番大切にしていた思いが蘇ってくる。 長いこと連載当時のスクラップを読み返していたのだけど、15年の時を超えてついに単行本化。 嬉しさのあまり2冊買ってしまった。 携帯なんて無かった頃の、スローペースで抒情に満ちた恋物語。伝えたい想いのもどかしさまでもが、懐かしく愛おしい。

2011/09/26

だいぶ前の誕生日に友達からもらった本です。メールがあたりまえに便利な手段だと思うこの時代だからこそ、一見すると不便な電話や手紙が恋しくなる。電話、手紙も人に何かを伝えようとする気持ちが伝わる手段、装置。もちろん、最善の方法は、会うこと。面と向かって会って、話をすることは無敵。気持ちが伝わることのすばらしさがわかる本。

2010/07/20

温かい恋愛コミック本です。
主人公の女の子は本屋に勤めていて、私も同じ経験があるから、とても共感して読んでいました。素直に気持ちを届けることが、どんなに難しくて、でもどんなに大切かを教えてくれる１冊です。

2009/10/04

何年も何年も前、まだパソコンも携帯もなかった頃、恋人との連絡手段は電話か手紙だったんですよね・・。
まだ若くて、将来も定まらず、不安でいっぱいの恋人の間を往復する何通もの手紙。
手紙の文章がメインとなり、ゆっくりゆっくり、物語はすすんでゆきます。
もどかしいような、せつないような、それでいて時々、にっこり微笑みたくなるような。
とても素敵なお話です。