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皇子たちの南北朝 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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なんにもわかってない

度量衡は時代により、また大陸とは違うってことがわかってない著者。 その他、根本的に理解できてない著者。太平記の時代の著作が多いけど、全くダメ。

スメロミ

2019/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「破軍の星」や「武王の門」ですっかりハマってしまった後醍醐天皇の息子たちを中心とした話です。 後醍醐天皇の夢の実現のため、命さえ惜しまず働く尊良、世良、宗良、恒良、成良、義良、護良、懐良らの皇子たち。 はじめは倒幕計画の推進者として、のちには各地の南朝軍の旗頭として果敢に戦い、南北両朝統合に至る激動の時代に青春を燃やす彼らの姿をとおして、新たな南北朝史を描く1冊 戦国時代・幕末には興味があったのですが、上記2冊の本に出会うまでは南北朝時代にほとんど興味をおぼえませんでした。 もともとが後醍醐天皇と足利尊氏が好きではなかったのです。 後世に傍から見ていると、皇子たちは後醍醐天皇の野心と足利尊氏の野心に巻き込まれ、幸せとはいえない時代を過ごしている感は否めません。 特に悲劇的だと感じるのが大塔宮こと護良親王。 時代と運命に翻弄され、最後は鎌倉で殺害されてしまう・・・ 皇子たちは何をもって、父である後醍醐天皇の意思を愚直なまでに貫いたのか。 時代が違えば、もっと別な生き方もあったでしょうにね。

Posted byブクログ