社長業 儲かる会社をつくる社長の戦略実務 の商品レビュー
・自分の事業が「見込形態」か「受注形態」か、たった2つの観点から 捉え、手を打つべき。 ・受注形態の事業は、 1)得意先を散らすこと 2)他社と比較して自社でないとやれない独自の特色を持つことが重要。 ・見込形態は「商品」に事業の生命が繋っている。 投網を投げて...
・自分の事業が「見込形態」か「受注形態」か、たった2つの観点から 捉え、手を打つべき。 ・受注形態の事業は、 1)得意先を散らすこと 2)他社と比較して自社でないとやれない独自の特色を持つことが重要。 ・見込形態は「商品」に事業の生命が繋っている。 投網を投げて、その網にかかる顧客をいかに多くするか。狩猟的。 商品に最も多数の顧客の要求する魅力を込める。 受注形態は「顧客」に事業の生命が繋っている 特定の少数の得意先を相手に。農耕的。 得意先との人間関係、信頼関係が重要。 ・受注事業で、顧客は「品質」「納期」「値段」「安心」を買っている ・受注事業の最終的な競争相手への差別化要件は、特定で少数の 得意先との人間関係を、強力に築くこと以外にない。 ・未来開発の投資(固定費)は、経費で落ちる。 ・所有している土地に、賃貸のビルやマンションを建て、借金を 抱えたまま、息子や孫に相続する。 ・必要固定費と、必要利益を賄える売上を達成するのが、社長の仕事。 ・粗利益の額や%を増やすことが、社長のもっとも重要な仕事。 ・固定費計の%に、売上金額をかければ、それが損益分岐点。 (例:1億円×0.8=8000万円) ・見込事業の2つのタイプ: 1)商品を外部から仕入れ売る。粗利益率が非常に低い。 2)自社で商品を開発し売る。 固定費が変動費に比べて非常に小さい。労働集約型ではない。 ・受注事業は、設備投資型、労働集約型、頭脳切り売り型といった 固定費が大きい。 ・一つの会社の中で、見込形態と受注形態の双方の事業をもち、 それぞれの長所を意識的に戦略として用いている会社は利益を上げている ・受注事業は、見込事業を採り入れ、 見込事業は、受注的に経営する。 ・互いの形態の長所だけを採り入れる体質の転換が大切。 ・見込事業の長所 -大儲けができる -多数の顧客 -売価を決定できる -市場を広く展開できる 受注事業の長所 -安定性が高い -特定の得意先 -繰り返し仕事が多い ・受注事業には、まったく別の儲かる要素を持つ見込事業を採り入れる ・一つは安定的な事業、もう一つは冒険性にとんだ事業。 ・商品には、繰り返しがきく「市場蓄積拡大型」と 繰り返しがきかない「市場縮小型」の2種類がある。 ・学者には、物事の原理原則、基礎理論を問うべき。 役人には、大きな視点からも物事の趨勢、傾向等を聞く。 ・経営者ほど、自己主張が強い人種はいない。 ・コンサルタントには「講演」「指導」「本」の人がいる
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