TVジャンキー(2) の商品レビュー
TVを見て妄想してツッコむことが大好きな竹内義和さんが見開き2ページで一つのTV番組に対してツッコんだコラムが100連発!竹内義和VS当時のTV番組 100番勝負であります! 週刊漫画サンデーに1989年から1991年にかけて連載されたコラムをまとめたもののようです。 この...
TVを見て妄想してツッコむことが大好きな竹内義和さんが見開き2ページで一つのTV番組に対してツッコんだコラムが100連発!竹内義和VS当時のTV番組 100番勝負であります! 週刊漫画サンデーに1989年から1991年にかけて連載されたコラムをまとめたもののようです。 この時期は日本がバブル景気で一時的に夢のような活気があった時であり、そのバブルが一瞬ではじけてしまった時期であります。その激動の時代をTV番組も反映しているはず……? 100番勝負終了後のまとめコラムで竹内氏は四角く切り取られたTVのフレームの向こう側を想像することの楽しさを述べられています。 「フレームを自由に操り、フレームの向こう側を見通すことができれば、テレビを見るのがどんなに楽しくなる事か。」 このフレームの向こうを想像するという発想、現代に生きる我々にもヒントとなる発想法ではないでしょうか。 また、中西裕(現・中西ヒロシ)さんのカットも本書の見どころの一つ。 ナンシー関さんが噂の真相で連載していたコラムのような、一コマで何か批評しているような、裏に何かありそうな雰囲気を醸し出す絵です。。 私は高橋春男さんが好きで、特に『いわゆるひとつのチョーさん主義』が好きだったのですが、タッチとしては高橋春男さんに近い画風です。 時々登場する竹内義和さんが突っ込んでいるシーンもいい。 あたかも中西裕さんが絵でくすぐり、竹内義和さんがコラムでとどめを刺すかのような連係プレーであります。このお二方、最強のタッグチームではないでしょうか。 OLDIES 三丁目のブログ TVのフレームの向こう側を妄想する【TVジャンキー】竹内義和 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/05/03/201322
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