はみだし生物学 の商品レビュー
読書録「はみだし生物学」3 著者 小松左京 出版 新潮社 p102より引用 “第一、一方は原子力というとりあつかいの厄介なものをつかって、熱効率三分の一くらいで軸馬力で十万馬力を出すのに、一方はオキアミを食べてこれだけの運動をするのだから、ものすごい。” 目次より抜粋引用 ...
読書録「はみだし生物学」3 著者 小松左京 出版 新潮社 p102より引用 “第一、一方は原子力というとりあつかいの厄介なものをつかって、熱効率三分の一くらいで軸馬力で十万馬力を出すのに、一方はオキアミを食べてこれだけの運動をするのだから、ものすごい。” 目次より抜粋引用 “生命はもはや「自然発生」しないか? 生命の「書庫」 バクテリオファージはヤドリバチの夢を見 るか? 花の下の「変身願望」 重力と進化” 日本を代表するSF作家である著者による、 生物に関する話題を扱ったエッセイ集。 他社刊行作文庫版。 生命発生の根源についてから生殖について まで、SF作家ならではの科学的視点から考察 されています。 上記の引用は、一万t級原子力潜水艦とシ ロナガスクジラについて書かれた一文。 現在の原子力潜水艦の能力は上がっているの でしょうが、原子力燃料の扱いが大変なのは、 今も変わりないでしょう。生物というものの システムの完成度の高さに、科学技術がいつ か追いつけて、より良い世の中になることを 願うばかりです。 初版は昭和55年とかなり古い作品。書かれ ている知識や情報にも変化があるでしょうか ら、新しいものと比べて読むのも面白いかも しれません。 今ならば表現規制にあいそうな表現も見ら れますので、新しい版では文章が変わってい る可能性がありそうです。 ーーーーー
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小松左京氏の、日常の話しから生物学に話しをもっていく著作。 これは面白い! バクテリオファージウィルスの話しは、当時(20年くらい前)驚愕だった記憶があります。
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