議論のルールブック の商品レビュー
ネットが普及して、書き込みの「荒れ」が世間で話題になってきた2007年にかかれた本。主にネット上で議論をぶち壊す人達の行動原理を反面教師にして議論における考え方やルール、を説いている。 何を言っても反論する人と言うのは、元から相手を理解しようとしていないので議論するだけ無駄だと...
ネットが普及して、書き込みの「荒れ」が世間で話題になってきた2007年にかかれた本。主にネット上で議論をぶち壊す人達の行動原理を反面教師にして議論における考え方やルール、を説いている。 何を言っても反論する人と言うのは、元から相手を理解しようとしていないので議論するだけ無駄だと言う。と同時に、言い方はさておいても相手には相手の論理があって意見を言うことがあるわけで、批判にも冷静に耳を傾けるべき、というようなことが書かれている。しかし残念なのは、相手の意見を聞く気が無い人はこの本は読まないだろうということだ。 著者は理系の経歴だが、本書の文章はやや理屈っぽく、分かりやすい文体でありながら哲学書のような分かりづらさも含んでいる。
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言いたいことは悪くないんだけど、どうにも構成と叙述がイマイチ。"議論"について語るとなると哲学的な問題への言及が必要となるのは確かだが、それを例文とその解説で個別の事象について述べようとするから空中戦になってわかりにくくなる。図解とまで行かなくても、何かしらの...
言いたいことは悪くないんだけど、どうにも構成と叙述がイマイチ。"議論"について語るとなると哲学的な問題への言及が必要となるのは確かだが、それを例文とその解説で個別の事象について述べようとするから空中戦になってわかりにくくなる。図解とまで行かなくても、何かしらの構造を冒頭で提示できていれば良かったんじゃないだろうか…。
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難しかったけれど、議論することが自分の考えを深め人との関係を深くすることを学んだ。恐れないで自分の考えを表明し、他人の批判も受け入れることが最終的に人とうまくやっていく方法なのだと分かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
議論とは人の話を聞くことである。これが議論のルール。 ルール違反を平然と行い、発言する人がいる場合、それは発言者の責任が明確になっていないから。空虚なやり取りもそこから生まれる。
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議論のルールとは? →相手の発言を理解しようとするところから議論が始まる 議論することでお互いの仮説を正しいことに近づけていく 一般論とは普遍的な考えではなく特殊の反対語 前提を明確にする 主観的な意見はそれ自身で正しい
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ネットの議論を中心に取り上げてあります。 議論の方法論の本を期待していたので,ちょっと目的とは違いました。 タイトルも,もうちょっとネット議論ぽくしてもらえると在り難いですが…。 決して難しい内容ではなかったんですが,なぜかちょっと読みにくかったです。何故だろう。笑 読んですぐ...
ネットの議論を中心に取り上げてあります。 議論の方法論の本を期待していたので,ちょっと目的とは違いました。 タイトルも,もうちょっとネット議論ぽくしてもらえると在り難いですが…。 決して難しい内容ではなかったんですが,なぜかちょっと読みにくかったです。何故だろう。笑 読んですぐレビュー書かないと,内容を忘れてしまいます…あんまり印象に残らなかった本。
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ネット上の炎上みたいなのを例に取り上げてたし、また読もうと思ってた本と違ったかと思ったけど(amazonで買った)、中ほどで「議論」を広く捉えていて、むしろ示唆があった。議論は出された意見を検討して良い面悪い面を明らかにし、検討積み重ね、全ての意見が積み上がって終了してから初めて...
ネット上の炎上みたいなのを例に取り上げてたし、また読もうと思ってた本と違ったかと思ったけど(amazonで買った)、中ほどで「議論」を広く捉えていて、むしろ示唆があった。議論は出された意見を検討して良い面悪い面を明らかにし、検討積み重ね、全ての意見が積み上がって終了してから初めて、多数決。述べるのでなく聞くための発言。(ただその後、対象とした「議論」が狭く変化していた気が。) でも、この道の専門家みたいな人の研究的立場からの話も、読みたいな。 この本の収穫は、あと、時々彼がわざと吹っかけてくるヘンな議論への対処法への示唆も得られたこと(笑)
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2010年2冊目。 ネット掲示板では結構観戦気味の議論について 底の構造の方から実例を上げて丁寧に説明してあります。 「議論の目的は他人の見解を聞いて自分の血肉とすること」 という言葉は刺さりました。 (ちょっと表現違いますが、自分的なイメージです)
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議論のゴールとは何か? 議論には目的がある。 それを実現するためにやってはいけないこと、意識することが書かれている。 有意義な議論をするためには本書にあるように求めているものに近づくための方向性が必要。 いくら話しても積み上らない時は本書にあるルールから逸脱しているのかもしれ...
議論のゴールとは何か? 議論には目的がある。 それを実現するためにやってはいけないこと、意識することが書かれている。 有意義な議論をするためには本書にあるように求めているものに近づくための方向性が必要。 いくら話しても積み上らない時は本書にあるルールから逸脱しているのかもしれない。 そんな時には振り返りたい一冊。
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議論は結論を出すためでも、相手を論破するためにするためにやるわけではない。問題に対して、自説を述べたり、反論をしてりして、理解を深めていくために利用するもの。 しかも、、議論は誰の為にやるかによって形式も変わってくる。 この本を読んで、人と話す時に、どのような姿勢で臨むか変わ...
議論は結論を出すためでも、相手を論破するためにするためにやるわけではない。問題に対して、自説を述べたり、反論をしてりして、理解を深めていくために利用するもの。 しかも、、議論は誰の為にやるかによって形式も変わってくる。 この本を読んで、人と話す時に、どのような姿勢で臨むか変わるかもしれない。
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