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なぜ真のリーダーがいないのか の商品レビュー

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2014/03/02

半分は、アメリカ愛国者が現在のアメリカに対してものを申すという感じです。 私が勉強になった話しは大きく3つ。 (1)リーダーの資質:9つの「C」  CURIOSITY CREATIVE COMMUNICATION CHARACTER COURAGE CONVICTION CH...

半分は、アメリカ愛国者が現在のアメリカに対してものを申すという感じです。 私が勉強になった話しは大きく3つ。 (1)リーダーの資質:9つの「C」  CURIOSITY CREATIVE COMMUNICATION CHARACTER COURAGE CONVICTION CHARISMA COMPETENT COMMON SENSE  そして、最大のCはCRISISで何が出来るか? (2)経営の重要事項 「経営において肝要なことをお教えしよう。ふさわしい人材を選ぶこと、そして優先順位を間違えないことだ。」 「成功するか否かは、どんなチームを作るかにかかっている」 (3)合併について 「合併ブームは自動車産業を席巻するにとどまらない。このところ、だれもが合併を望んでいる。多きことはよいことだという誤った信念を抱き、できるだけ多くの組織をやみくもに飲み込んでいく例が多く見受けられる。合併への熱意とはじつのところ、ただの自己満足ではないのか。それとも、ずっと破壊的なものだろうか。客観的にみれば、合併に踏み切って会社が活気を取り戻した例は少ない。たいていは少数の人々に、ほんのいっとき利益をもたらすだけで終わる。しかも、得をするのはウォール街の銀行家や弁護士ばかりだ。」 合併時の確認事項:  ・買収または合併後、もっとよい新製品を作れるか?  ・買収または合併後、仕事の口を増やせるか?  ・買収または合併後、時の試練に耐えられるか? 「この3つの答えが全てイエスなら、合併を勧めてもよい。」

Posted byブクログ

2010/10/17

リーダーは好奇心を持つことが求められている。独創的であるべきだ。コミュニケーションがうまくなければならない。人間性にすぐれていなければならない。勇気が必要である。信念をもつべきである。カリスマがなければならない。 言葉は大事だ、リーダは常に人の心を奮い立たせる。 レーガンとクリン...

リーダーは好奇心を持つことが求められている。独創的であるべきだ。コミュニケーションがうまくなければならない。人間性にすぐれていなければならない。勇気が必要である。信念をもつべきである。カリスマがなければならない。 言葉は大事だ、リーダは常に人の心を奮い立たせる。 レーガンとクリントンの共通点は二人とも貧しい子供時代を送っている。したがって苦しい時代のリーダーになったが、二人とも楽観的で明るかった。 レーガンは強い信念の持ち主であり、それを追求する勇気もあった。冷戦を終わらせようと決意したが、単独では試みなかった。それを成し遂げるための強力なチームを作った。レーガン、サッチャー、ゴルバチョフ。 人間は人間である。世界のリーダたるものは嘆いている友人を気に賭け、希望とともに人々を感化する人でなければならない。 サウジアラビアは世界でも最も貧しい国のひとつ。一部の石油う成金だけで、それ以外みんなアメリカを破壊することを教わっている。 日本も市場を開かなかったから、いつまでたっても変化しなかった。 グローバリゼーションとは世界に市場を開いて受け入れること。 リーアイアコッカの父は12歳の時にアメリカに移民としてやってきた。イタリアから。そこから這い上がってきた。さすがだよ。こういう人たちがアメリカを作ったんだ。 人の成功とは出世の階段をどこまで高く昇ったかではなく、どん底からどこまで高く昇ることができたかで測るものだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

ワタクシの父はNHKが大好きでした。受信料のもと取ってたな。 特にNHK特集よく見てた。 ワタクシが民放バラエティ見てると必ずNHKにチャンネルチェンジされた。 おかげで翌日の話題についていけなかったな。。 そんな環境でガキのことからNHK特集はよく見ていた。 数あるNHK特...

ワタクシの父はNHKが大好きでした。受信料のもと取ってたな。 特にNHK特集よく見てた。 ワタクシが民放バラエティ見てると必ずNHKにチャンネルチェンジされた。 おかげで翌日の話題についていけなかったな。。 そんな環境でガキのことからNHK特集はよく見ていた。 数あるNHK特集のなかでも一番印象に残っているのが「自動車」という連続もの。 日米の激動の自動車産業を描いたもので、かなり衝撃的だった。 本田宗一郎氏も出ていた。そのほか日産の開発者も出てた記憶がある。アメリカに追いつくための技術競争を懐かしく顧みる姿がものすごく目に焼き付いている。 マスキー法、CVCCエンジン、すべてここで初めて知った。興奮したのを覚えている。 そしてガキだった私が見て衝撃を受けたのが、当時のアメリカ3大メーカーのめまぐるしい動き。 フォード社の社長であるリー・アイアコッカ。まず名前に驚いた。アイアコッカだって。 そして、創始者ヘンリー・フォードの孫にあたる2世と経営方針の対立で過去最高益を出したアイアコッカが解雇される。 その後彼はライバル会社のクライスラーに移る。。。 大人になってもその印象は深く刻まれておりまして。 で、学校の生協をいつものようにうろついていたら。 びっくり。失礼ですが、まだご存命だったとは。 これまた内容を見ずに表紙買いです。 震えたねー。 彼は相当の愛国者です。前半の7割がその愛国心から湧き出る現代アメリカへの提言。 辛辣です。明らかに来年の大統領選挙を意識した出版でしょう。 政ばかりで終わってしまうと思いきや後半3割は立派なリーダー本です。 学者が説くよりよっぽど説得力ある。ひじょーーーーにリアル。面白い。 そして全体を読むと現代アメリカ史とグローバル化への歴史空気を把握できます。 彼の今の活動も紹介されており感銘を受けました。 日本に対する評価はかなり乱暴でしたが、、、、まあ、範囲内ということで。 ちなみにNHK特集はいつOAされたのかと思い探ってみたら。。。 1987年でした。中3だよ。NHK特集見てる同級生いなかったなー。 どうしてももう一度見たいがNHKアーカイブになかには無かった。残念。 でも20年前の一つの番組の内容を克明に覚えてるってすごい。 いまそこまで強烈に印象にのこるテレビ番組なんてないっす。 当然当時と環境は違いますけどね。 環境を与えてくれた親父に感謝です。

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