アメリカ陸軍サバイバル・マニュアル の商品レビュー
地震などの自然災害のとき、飛行機が不時着してジャングルの中で一人生き抜かないといけないとき、そんなときに慌てないように、こういう本を読んで知識を身に付けておこう、と、思っていた恥ずかしい時期があったんですよ! うわあああん! とは言うものの、改めて読み直してみると「サバイバ...
地震などの自然災害のとき、飛行機が不時着してジャングルの中で一人生き抜かないといけないとき、そんなときに慌てないように、こういう本を読んで知識を身に付けておこう、と、思っていた恥ずかしい時期があったんですよ! うわあああん! とは言うものの、改めて読み直してみると「サバイバル」=「生存しつづけること」に必要なこと、保ち続けるモチベーションが明確に書かれていて読み物として面白い。 アメリカ陸軍の歩兵向けマニュアルなので、「サバイバル=味方軍と合流できるまで」どのように敵地で生存するべきか、ということが中心に書かれているので、自然災害や事故で遭難したときには役にたたないかも。 (現地人の畑の作物を盗んではいけない、常に礼儀正しく接する、女性をじろじろ見ない、食べ物はもらってもいいけれど衛生に不安があるので、食べてはいけない。加熱殺菌しても毒素は残るので駄目……など) ちょっと面白かったのが、「足を清潔に保つ方法」について、かなり詳しく説明がされていること。靴下は可能な限り脱いで天日で乾かす、とか、足指の間には枯れ草を丸めてつめておく、とか。 今はゴアテックスなんかのいい素材があるけれど、昔はやっぱ靴の蒸れって大問題だったんだろうなあ(笑)
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