心やすらぐ日本の風景疏水百選 の商品レビュー
「ペットは人間のお医者さん」(2001.9)を刊行された林良博さんは東大農学部教授で、2005年には疏水百選選定委員会座長に就任され、タイトルの本を監修されています。2007.10発行です。農業や給水の役割をなしている疏水(そすい)は、その一方で日本人の原風景ともいえる見事な景観...
「ペットは人間のお医者さん」(2001.9)を刊行された林良博さんは東大農学部教授で、2005年には疏水百選選定委員会座長に就任され、タイトルの本を監修されています。2007.10発行です。農業や給水の役割をなしている疏水(そすい)は、その一方で日本人の原風景ともいえる見事な景観を創り出していますね。その総延長は40万km(地球10周分)だそうです。農水省が認定した百選で、埼玉県では葛西用水(羽生~三郷)、見沼代用水(大宮~川口)、備前渠用水(本庄~熊谷)が紹介されています。
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タイトルにもある「疏水百選」は、平成17年10月から12月にかけて、広く一般から投票を受け付け、その後の選定委員(養老孟司氏、サントリー社長の佐治信忠氏等)による評価と合わせて、全国から110ヵ所を選定し、平成18年2月に発表されたものだ。本書では百選も含めて121ヵ所の疏水が紹...
タイトルにもある「疏水百選」は、平成17年10月から12月にかけて、広く一般から投票を受け付け、その後の選定委員(養老孟司氏、サントリー社長の佐治信忠氏等)による評価と合わせて、全国から110ヵ所を選定し、平成18年2月に発表されたものだ。本書では百選も含めて121ヵ所の疏水が紹介されている。
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疎水という言葉を日常生活ではホトンド耳にしなくなっている。治水という言葉くらいまではまだ生き残っているが、日本人が古来から自然の水というものをどのように自分たちのものにしてきたかの歴史が書かれており、後半には日本中の名疎水が紹介されている。 小学校の歴史で習うようなただの農業用水...
疎水という言葉を日常生活ではホトンド耳にしなくなっている。治水という言葉くらいまではまだ生き残っているが、日本人が古来から自然の水というものをどのように自分たちのものにしてきたかの歴史が書かれており、後半には日本中の名疎水が紹介されている。 小学校の歴史で習うようなただの農業用水だけでなく、もっと広い意味を持つことをこの本を読んで初めて知った。
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