訪れ の商品レビュー

ジャネット・デイリー(著者),小林町子(著者)

2010/01/20

グレナの父・オリンはウエスト・バージニアにあるレイノルズ炭坑の持ち主だが、この冬、二度目の心臓発作に見舞われた。さらに、レイノルズ炭坑は政府の保安検査に通らなかったために炭坑は三十日以内に閉鎖されようとしている。それを防ぐための銀行からの融資も断られたため、なんとか資金を調達しなければならいが、父オリンの体ではとても無理だった。そこで二人は相談した結果、この窮地を救えるのは鉱山王のジェット・コールソンしかいなかった。彼は荒っぽく粗野な男と聞いていたが、彼の元で働く鉱夫たちの間では、厚い信頼を勝ち得ていた。父オリンとグレナは彼に近づき、炭坑のとの合併を持ちかけるが、断られてしまった。

＊＊ひとこと感想＊＊
このヒーロー・ジェットは最初は傲慢系？と思っていたのですが、ちょっと違っていました。（良い意味でね）確かに強引な部分はあるのですが、あくまでの公正に物事を考え、行動しようとします。それがたとえヒロインの誤解を招くことになっても・・・。ラストシンーンでは、自分の思いよりヒロインの気持ちを優先させようとするところはちょっと○って感じです。それと、ヒロインの父親、良いです～。理想の父親像？