残酷な童話 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
残酷な童話(びっくり箱)、ただの土(百鬼夜行)、自宅参観日(ヒッチコック的悪ふざけ)が好き。ネタ的にはさして目新しいとは思わないが、ボウモントの醸し出す雰囲気が気に入っている。訳が仁賀克雄にしては良くなく、ちょっと残念。
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表題作「残酷な童話」と「消えゆくアメリカ人」「ただの土」「自宅参観日」の3編以外は軒並み微妙。後半の作品がつまらなすぎて読むのが苦痛だった。「犬の毛」はまぁよかったが。ロバータちゃんかわいいです
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奇談といっても、いかにもアメリカ的な色合いの作品集で、幻想的な雰囲気はあまりありません。 そこそこ面白くはありますが、私の好きなタイプではなかった。ブラックユーモアは、もっと底意地が悪くないと。 表題作はブラッドベリ風味です。ブラッドベリが好きな人にはツボかもしれない。 断然...
奇談といっても、いかにもアメリカ的な色合いの作品集で、幻想的な雰囲気はあまりありません。 そこそこ面白くはありますが、私の好きなタイプではなかった。ブラックユーモアは、もっと底意地が悪くないと。 表題作はブラッドベリ風味です。ブラッドベリが好きな人にはツボかもしれない。 断然良かったのは、以前読んだ短編集中の「夜の旅」同様にジャズの世界を描いた「ブラック・カントリー」。怪談としてはありきたりですが、音楽描写の迫力が凄い。作中でトランペットが歌い、啼き、叫びます。 ボウモント・ジャズ短編集でも組んだらいい本ができそうだと思うけど、この人、早死にしたので、多分作品の数が足りないでしょうね。残念。
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