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売国奴 の商品レビュー

4.7

12件のお客様レビュー

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2014/04/13

地理的に近いからといって、思想的に分かり合えないのが日本と特定アジア。中国は建て前と本音を使い分けるので、人としてはまだ仲良くなれるかも。韓国はどうにも分かり合えないので、心から信用するには日本人の十倍の時間をかけるべき。結果、信頼に足る人はこれまで見たことがないのだけど。日本人...

地理的に近いからといって、思想的に分かり合えないのが日本と特定アジア。中国は建て前と本音を使い分けるので、人としてはまだ仲良くなれるかも。韓国はどうにも分かり合えないので、心から信用するには日本人の十倍の時間をかけるべき。結果、信頼に足る人はこれまで見たことがないのだけど。日本人でも悪い人はいるとはいえ、自分の身を守るためだから。

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2012/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了。今もっともホットな話題の一つ。歴史とは社会科学でなければならず、その為には史実と価値観を混同してはいけない。日中韓の歴史認識の違いをとても分かり易く説明している一冊。「政治的なバイアスのかかった歴史しか教えませんからね」、これが全てだろう!!

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2012/03/26

まあ、生まれ育った土地柄というものもあって、東アジアの近代史はかなりナーバスな事柄だと思っている。ヘタに持ち出したくない話題でもあり、そうやって様子を窺っているせいもあってか、この事柄についての自分の考えなど持たない方向で、なんとなくここまできた。 とはいえ、昔、学校の先生など...

まあ、生まれ育った土地柄というものもあって、東アジアの近代史はかなりナーバスな事柄だと思っている。ヘタに持ち出したくない話題でもあり、そうやって様子を窺っているせいもあってか、この事柄についての自分の考えなど持たない方向で、なんとなくここまできた。 とはいえ、昔、学校の先生などから話を聞く中で、一点だけ疑問に思っていることがあり、それがこの本では明らかにできるかしら? と思って読んでみた。 結果的に、非常にスッキリと明らかになった。つまり、韓国や中国では自国の歴史をどんなふうに教えているのか? ということだったのだけど――なるほどねぇ……。 中国・韓国・日本は同じ儒教の国とか、漢字など中国文化に影響を受けているとか、見かけが似ているとか、何かと共通点を挙げて「だからわかりあえるはず」みたいな流れがあるけれど(今は昔ほどじゃないのかしら?)、いやいや全然違うんだと 考える方が、何かと物事はスムーズに運びそうだと、改めて思ったのだった。 彼らがどんな風に物事を考えるのか、ということがわかりやすく説明されているのも興味深い。

Posted byブクログ

2011/10/22

韓国、台湾、中国それぞれの国の政治に基づいた今日の日本に対する態度は、実は根本的に思想の部分から異なることに気づく。美しくあることを追求をする日本文化を他国の現況からみて再認識することができる一冊。日本を好きになることは、たぶん今の日本には必要な気がする。

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2011/11/28

(推薦者コメント) 「売国奴」とは。著者3人のことである。3人は、中国人または韓国人であり、日本において両国に関する執筆活動などを行っている論客であり、多くの著作を持ち、評価されている。そんな3人が何故「売国奴」なのか。彼らを「売国奴」と呼ぶのは、日本人ではなく、中国人や韓国人な...

(推薦者コメント) 「売国奴」とは。著者3人のことである。3人は、中国人または韓国人であり、日本において両国に関する執筆活動などを行っている論客であり、多くの著作を持ち、評価されている。そんな3人が何故「売国奴」なのか。彼らを「売国奴」と呼ぶのは、日本人ではなく、中国人や韓国人なのである。本書は、そんな「反日」感情の理由と、日本が海外からどう見られているかなどについてを、日本の隣国出身の3人が語り合うものである。

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2011/09/08

中国、韓国、台湾といった日本の近隣諸国において、それぞれ自国で「売国奴」と言われる、客観的な国際視点を持つ論者たちによる対談本。 編集がよくなされており、対談本に見られがちな内容のずれや冗長な表現などは見られず、終始論理的な構成となっているので、非常に読みやすい。 論者たちは、...

中国、韓国、台湾といった日本の近隣諸国において、それぞれ自国で「売国奴」と言われる、客観的な国際視点を持つ論者たちによる対談本。 編集がよくなされており、対談本に見られがちな内容のずれや冗長な表現などは見られず、終始論理的な構成となっているので、非常に読みやすい。 論者たちは、決して自国を嫌って日本に媚びているのではなく、自国への愛があればこそ、客観的に見てバランスを欠いている自国の文化や言説について批判し、「民主国家ならこうあれ」といった提言を行っている。どの議論もそういった建設的な構成になっているので、受け入れやすい。 それにしても、同じ反日といっても中国と韓国ではまったく質の違うものだということがはっきり示されていたことは興味深い。本書内でも述べられているが、民族の意識として刷り込まれている韓国の反日感情は容易に拭い去られることはない。対して、中国共産党による、党への不満のはけ口として設定される反日運動には、もともとの感情的な根っこがなく、風化するときは一気に風化する可能性がある。 この点を考えても、まだ中国のほうが韓国より付き合いやすいような気がした。

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2011/04/22

日本のことをよく知る中国人,台湾人,韓国人が母国と日本を客観的に評価している本.近隣の反日国との付き合い方を考えさせられる.

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2010/12/14

ここ最近の極東の情勢もあり民族・国家を意識して読みました。 韓国・台湾・中国人が自らの国の事を分かりやすく語っています。 特に面白かったのは、日本人は元々蛮族として思われていた事や、 なぜ反日教育・民族・国家が在るのかを分かりやすく書かれていた事。

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2010/06/06

東アジアウォッチャーにとっては豪華絢爛過ぎる著名人が対談形式で祖国と日本を語る本。 脱亜入欧ならぬ脱亜超欧を目指せ!と言う提言が印象に残った。

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2009/12/27

韓国では中国語を学ぶ人が急激に増えている。 世界の中で単一民族国家は、日本、韓国、ポルトガル、アイスランドくらい。あとはすべて多民族国家。 韓国は、文化もなかった日本に漢字を教えてあげた、儒教、仏教を教えてあげた、ということを教科書でしつこいくらいに教えてきた。 韓国人はユダヤ民...

韓国では中国語を学ぶ人が急激に増えている。 世界の中で単一民族国家は、日本、韓国、ポルトガル、アイスランドくらい。あとはすべて多民族国家。 韓国は、文化もなかった日本に漢字を教えてあげた、儒教、仏教を教えてあげた、ということを教科書でしつこいくらいに教えてきた。 韓国人はユダヤ民族に強いシンパシーを感じる。優秀な民族ほど受難にあるのだと。

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