ニャロメの おもしろ数学教室 の商品レビュー
1981年11月30日購入の初版本。30年間お蔵入りの後にお出ましです。 今は亡き赤塚不二夫の作。読んでいて「天才バカボンのパパ」は赤塚に似ているなぁと思う。 メソポタミアでは60進法が使われていたが、記数法としては複雑怪奇であったが、インドでは10進法で単純明快だった。0は...
1981年11月30日購入の初版本。30年間お蔵入りの後にお出ましです。 今は亡き赤塚不二夫の作。読んでいて「天才バカボンのパパ」は赤塚に似ているなぁと思う。 メソポタミアでは60進法が使われていたが、記数法としては複雑怪奇であったが、インドでは10進法で単純明快だった。0は10進法の位取りをするために発明された、とのこと。 そして数学が進歩していき、最後には宇宙論にまで進んでいくところを、歴代の数学者達が登場して、ニャロメが解説、バカボンのパパが混ぜっ返すという楽しい本だ。 赤塚は後書きで「それにしても数学の先生達はどうしてこんなにも面白いことを教えてくれなかったんだろう?」と疑問を呈しているが、まさに「禿同」。この本に書かれているようなことを教えれば、人生が変わる子供達がどんどん出てくるはずだ。もう遅いか、うーむ。
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