西洋館を楽しむ の商品レビュー
カメラマンならではの視点で、日本全国各地に点在する西洋館の魅力・特徴がカラー写真で掲載されており、これまたカメラマンならではの各建築物の説明が綴られている。じっくり、ゆっくり、味わいながら見て、読みたい1冊。
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「西洋館」を訪れて鑑賞するのは以前から好きだったが、なぜ興味を惹かれて、何に興味があるのかを、本書で整理できた。西洋館について、私が興味があるのは、 ▼「擬洋風」建築 ▼西洋館の中に日本的なものを発見する楽しみがある(p20) ▼玄関の階段が家の第一印象を決める(p101) ...
「西洋館」を訪れて鑑賞するのは以前から好きだったが、なぜ興味を惹かれて、何に興味があるのかを、本書で整理できた。西洋館について、私が興味があるのは、 ▼「擬洋風」建築 ▼西洋館の中に日本的なものを発見する楽しみがある(p20) ▼玄関の階段が家の第一印象を決める(p101) と言ったところ。 また本書で初めて知ったが、先日訪れた神戸北野の「うろこの家」、その名称の由来となった外壁を覆うスレートと呼ばれる天然石は、宮城県石巻市雄勝町で作られたらしいこと。と言うよりもスレートは日本国内では雄勝町でしか作れないそう。東北が製造業に強いことを改めて感じた。
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カラーでさまざまな西洋館を紹介する、建物好きにはたまらない本。 なのだけれど、ひとつの館をじっくり紹介するのではなく、様々なテーマでいろんな建物を紹介しているので、目当ての建物がある場合にはちょっと物足りない。 「西洋館っていいよね、なんかわくわくするよね。でも具体的にはどんな場...
カラーでさまざまな西洋館を紹介する、建物好きにはたまらない本。 なのだけれど、ひとつの館をじっくり紹介するのではなく、様々なテーマでいろんな建物を紹介しているので、目当ての建物がある場合にはちょっと物足りない。 「西洋館っていいよね、なんかわくわくするよね。でも具体的にはどんな場所にあるのか、どんなものがあるのかはあまり知らないのよね…」という西洋館ビギナー(?)さんにこそおすすめ。 西洋館の写真の撮り方なんかもちょろっと載っているので、読んだ後にはお気に入りの建物にカメラ片手にお出かけするのもいいかも。
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日本にある西洋建築のご紹介。明治入ったばかりの日本人の手によるあやしい西洋風、擬洋風建築とか楽しい。
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日本の各地に残る西洋館、つまり、「明治から大正、昭和戦前までに西洋の影響を受けて建てられた建築」(p.12)を、写真付きで紹介したもの。学校、役所、温室、時計塔などの建てられた用途別に紹介した第一章、ベランダ、階段、装飾などの建物内の細部について特徴的なものを紹介した第二章、著...
日本の各地に残る西洋館、つまり、「明治から大正、昭和戦前までに西洋の影響を受けて建てられた建築」(p.12)を、写真付きで紹介したもの。学校、役所、温室、時計塔などの建てられた用途別に紹介した第一章、ベランダ、階段、装飾などの建物内の細部について特徴的なものを紹介した第二章、著者のおすすめベスト10を紹介した第三章から成り、説明のあとに写真、という形になっている。 北海道の時計台やサッポロビール博物館、東京の東京駅や国会議事堂、長野県の開智学校、兵庫県のうろこの家…など、観光名所が多く含まれている。おれは旅行好きでこういう建物もよく見るけど、雰囲気はともかく、具体的に何が面白いのかイマイチ分からない、どう見ればよいのか分からない、といったことが起こる。この本で、そもそも西洋館とは何か、誰がなぜどのように建てたのか、ということが分かるので、西洋館を見るのが楽しみになった。観光名所以外に、刑務所とかの建物がとても見ごたえがあって興味深い。和室の中に暖炉があったり、床柱が大理石でギリシア風、など見たことのないようなところを写真で見れるのも楽しい。(10/11/20)
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請求記号:523マ 資料番号:020176814 装丁:クラフト・エヴィング商會
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美しい写真に溜息が出る。この本を持って現物を見に行きたい。国内にもたくさんの美しい建物が残っている。
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色んなテーマに沿って、文章と写真がのっている。巻末には建物一覧も載っていて、とても楽しめる本。これ知ってるとか、ここ行きたいとか、夢が膨らみます。 2008/8/20
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