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会社員の父から息子へ の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2017/02/03

父子の関係は消え去ることはない しかも生きているうちはそれが鬱陶しく、存在価値に気づかない 気づく時には既に思い出の中になってしまいがち 会社はしがなく、社会の縮図 自己評価たるもの、あまり意味はなく、詰まる所自分を信じるかどうか次第 強く自分を位いることの大切さ

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2016/11/17

ある本で紹介されていたのをきっかけに読んだ。 独特の文体に引き込まれ、一気に読んでしまった。 一会社員として生きながら、自問自答しながら、筆者の価値観を構築してきたことがよく分かる。 しかし、そこには明確な一貫した哲学がない。 にも関わらず、引き込まられるのは、著者の経験に基づい...

ある本で紹介されていたのをきっかけに読んだ。 独特の文体に引き込まれ、一気に読んでしまった。 一会社員として生きながら、自問自答しながら、筆者の価値観を構築してきたことがよく分かる。 しかし、そこには明確な一貫した哲学がない。 にも関わらず、引き込まられるのは、著者の経験に基づいているからだろう。

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2012/11/13

タイトルから、なんだか警句めいた人生訓を語っているのかと思ったが、一般企業で30年以上働き、その体験の中で出会った人々、培われた人生観が落ち着いた文体で書かれていて、いい意味で裏切られた。 最後の章を読み終えた後、なんだかジンとした気持ちになった。 この筆者の他の本も読んでみた...

タイトルから、なんだか警句めいた人生訓を語っているのかと思ったが、一般企業で30年以上働き、その体験の中で出会った人々、培われた人生観が落ち着いた文体で書かれていて、いい意味で裏切られた。 最後の章を読み終えた後、なんだかジンとした気持ちになった。 この筆者の他の本も読んでみたい。

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2012/09/22

内容を説明する言葉なんていらないな。 勢古浩爾さんの本の中でも、これは重みが違います。 この本があれば、つよく、やさしく、まじめになれるような気がする。どんな自己啓発書よりも大きいです。 読むたびに自分への届き方が違うように感じる。心から、この本に出会えてよかったと思う。

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2014/10/27

[ 内容 ] 「会社員」として長い年月を勤め上げたひとりの人として、息子(娘)に伝えておきたいことがある―そう思うお父さんは決して少なくないだろう。 だがそれは、謹厳実直な人生訓ではない。 立派な申し渡しでもない。 遺言ともちがう。 しいて言えば、自己証明の記録だろうか。 すべて...

[ 内容 ] 「会社員」として長い年月を勤め上げたひとりの人として、息子(娘)に伝えておきたいことがある―そう思うお父さんは決して少なくないだろう。 だがそれは、謹厳実直な人生訓ではない。 立派な申し渡しでもない。 遺言ともちがう。 しいて言えば、自己証明の記録だろうか。 すべての無駄を排除したのちになお残る言葉があるとすれば、それのみを掬い上げて伝えたい、父から子への手記。 [ 目次 ] 第1章 なにもいわない 第2章 会社員であるということ 第3章 愛した人は愛した人 第4章 金と心 第5章 世の中を生きるということ 第6章 男に「幸せ」などない 第7章 いつか訣れる [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2009/10/07

良い意味でですが、こんなにも不器用で、欲もなく、自分なりの幸福の原型をいうものをしっかりと持っている方が、現代にもいらっしゃるのだと驚いた。 一生の間に、一人の女性を愛し、愛されればそれで良い、 結婚して子供を持ち、成長した子供には背かれ、おいて死んでゆけばよいという考え方。 あ...

良い意味でですが、こんなにも不器用で、欲もなく、自分なりの幸福の原型をいうものをしっかりと持っている方が、現代にもいらっしゃるのだと驚いた。 一生の間に、一人の女性を愛し、愛されればそれで良い、 結婚して子供を持ち、成長した子供には背かれ、おいて死んでゆけばよいという考え方。 ああ、人間って、そうなんだよなと複雑な気持ちにもなった。 あまりにも固すぎて、多少、考え方が偏りすぎているのではと思うことも無くはないが、こんな人がいてもいいのではないだろうか。

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2009/10/04

2008年100冊計画!! その14 タイトルに惹かれて読んだ1冊 片道4時間くらいの電車旅に持っていった本で、表紙を見るとなぜかその時の情景が目に浮かぶ。淡々と書かれている本で、好きな表現は「朱に交わっても赤くならないという生き方が私は好きだ」。時々、じんわりしたことを書いてる...

2008年100冊計画!! その14 タイトルに惹かれて読んだ1冊 片道4時間くらいの電車旅に持っていった本で、表紙を見るとなぜかその時の情景が目に浮かぶ。淡々と書かれている本で、好きな表現は「朱に交わっても赤くならないという生き方が私は好きだ」。時々、じんわりしたことを書いてるので結構好印象。

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2011/08/03

洋書輸入会社に34年間勤務しながら執筆活動を続けてきた筆者が退職したのを機会に、今、問い直す「生きることの意味」。印象に残った部分。「結局、いい人間がいい仕事をする。どんな仕事においても、これはまちがいのない真実であると思う。いい人間とは、基本的に無私無償のアマチュア精神を持った...

洋書輸入会社に34年間勤務しながら執筆活動を続けてきた筆者が退職したのを機会に、今、問い直す「生きることの意味」。印象に残った部分。「結局、いい人間がいい仕事をする。どんな仕事においても、これはまちがいのない真実であると思う。いい人間とは、基本的に無私無償のアマチュア精神を持った人間のことである」(64ページ)

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2009/10/04

会社員として生きた自分の生の声を等身大で訥々と語る本。好みは分かれるでしょうが結構好きです(笑)。この人自身は洋書の出版会社に勤めてかつ自分で評論活動もしてるので、必ずしも一般の勤め人が息子に語るというスタイルでない。なかなか、眼前でヒトを前にしたら言えないことを言えてるとこがイ...

会社員として生きた自分の生の声を等身大で訥々と語る本。好みは分かれるでしょうが結構好きです(笑)。この人自身は洋書の出版会社に勤めてかつ自分で評論活動もしてるので、必ずしも一般の勤め人が息子に語るというスタイルでない。なかなか、眼前でヒトを前にしたら言えないことを言えてるとこがイイ。「好きになった人を自分より大事にしなさい」とか。オレが親で、目の前に息子が居たらいえませんね。

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