ぼくらの世界 の商品レビュー
1984(昭和59)年発行、講談社の単行本。あとがき有。ぼくら三部作の中では一番最後の作品。結構マイナーな作品のような気がする。文庫も出ているようだが、文庫になっていることさえも知らなかった。有名小説のトリックが使われていること自体がトリックのようだが、いまいちピンとこなかった。...
1984(昭和59)年発行、講談社の単行本。あとがき有。ぼくら三部作の中では一番最後の作品。結構マイナーな作品のような気がする。文庫も出ているようだが、文庫になっていることさえも知らなかった。有名小説のトリックが使われていること自体がトリックのようだが、いまいちピンとこなかった。比較的わかりやすい作品が多い作者のなかでは珍しいかも。
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「ぼくらの時代」「ぼくらの気持」に続く、「ぼくら」シリーズの完結作です。 この「ぼくら」シリーズでは作者と同名の「栗本薫」が主人公(作中では男)で、自分が体験したことを語るという体裁になっています。面白い設定とは言えますが、ちょっとわかりづらいかも。 完結するのは主人公ほか登場人...
「ぼくらの時代」「ぼくらの気持」に続く、「ぼくら」シリーズの完結作です。 この「ぼくら」シリーズでは作者と同名の「栗本薫」が主人公(作中では男)で、自分が体験したことを語るという体裁になっています。面白い設定とは言えますが、ちょっとわかりづらいかも。 完結するのは主人公ほか登場人物が成長して「大人」になったから、という流れになっていますが、作者自身も同様に大人になったことが反映されているようにも思えます。 内容は有名なミステリー作のトリックをいくつも使った殺人が起こり、それを作家だがミステリーマニアでもある主人公が解く、というものです。トリックにリアリティは無さそうですが、お話しとしては面白いです。
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387156700.html)
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いやー功と一緒。すっかり騙されてしまった。何回か読んでんだよこれも。まぁ岩崎警視のお陰で黒こげ死体辺りからおや?と思ったけれど、うん、すっかり忘れてたわー。楽しめたゎそういう意味では。しかしナンセンスよね。『ぼくらの気持』にしてもこれにしても、えーそんなんで人殺す?と思っちゃう。...
いやー功と一緒。すっかり騙されてしまった。何回か読んでんだよこれも。まぁ岩崎警視のお陰で黒こげ死体辺りからおや?と思ったけれど、うん、すっかり忘れてたわー。楽しめたゎそういう意味では。しかしナンセンスよね。『ぼくらの気持』にしてもこれにしても、えーそんなんで人殺す?と思っちゃう。かわいい薫くん最後の話なんだろうね。まだまだ幼い。「大人」の世界に入りきれずに戸惑ってる。『猫目石』では大人してたもんなー。'90
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