アンデルセン の商品レビュー
朗読劇『絵のない絵本』に備えて。 恵まれないような階級に生まれて、こんなに外国旅行に行っていて、故国より外国の方が評価してくれたのに、それでも見果てぬ新世界に行くよりデンマークで死にたかったんだなあ。
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2012年63冊目。 童話以外にも短編・長編小説や戯曲も作られてる方だとは知らなかった。 作品以上に、その作品を生み出すプロセスや着想の得方が気になって読んだ本。 一言で言うと、「認められたい願望が非常に強かった人」というイメージ。 傷つきやすく、その分感性が豊かで、作品の中...
2012年63冊目。 童話以外にも短編・長編小説や戯曲も作られてる方だとは知らなかった。 作品以上に、その作品を生み出すプロセスや着想の得方が気になって読んだ本。 一言で言うと、「認められたい願望が非常に強かった人」というイメージ。 傷つきやすく、その分感性が豊かで、作品の中に自伝的な要素もふんだんに入れているよう。 旅をしながら、その場その場で得た着想で作品を作り、また旅に出る・・・ そんな生き方には、苦労を知らないものが言うのもあれだが、憧れ感を隠せない。 きっと、アンデルセンと出会わなければ物語として知覚されなかったであろう数々の小さな出来事、自然現象はたくさんあったと予想する。 自分もそういうものを拾える感性でありたい。
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